今日のみ言葉【No.926】(2014年10月29日)
新しい歌を主にむかってうたえ。全地よ、主にむかってうたえ。
(詩篇96:1)
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歌は世に連れ、世は歌に連れ。
日本レコード大賞受賞曲を私が生まれた1960年(昭和35年)から10年ごとに追って行きます。
・1960年
「誰よりも君を愛す」 松尾和子、和田弘とマヒナスターズ
・1970年
「今日でお別れ」 菅原洋一
・1980年
「雨の慕情」 八代亜紀
・1990年
「おどるポンポコリン」 B.B.クイーンズ
・2000年
「TSUNAMI」 サザンオールスターズ
・2010年
「I Wish For You」 EXILE
同じラブソングでありながら、松尾和子の「誰よりも君を愛す」とエグザイルの「I Wish For You」では全く違います。
歌の題名も、ここ10年間で純日本語のタイトルは、「一剣」(氷川きよし)と「蕾」(コブクロ)の2つしかありません。あとは全部英語です!
時代を反映して歌は変わり、新しい歌となっていきます。
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聖書にも
「新しい歌を主にむかってうたえ。全地よ、主にむかってうたえ。」
(詩篇96:1)
と書かれてあります。
新しい時代になったので新しい歌を歌え、ということなのでしょうか?
その通りです。
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イスラエルはエジプトの奴隷から解放され、カナンの地という約束の土地まで与えられていました。
しかし彼らは、祝福を与えようとする神のみ心に反して、自分たちの思い通りの生活をしました。
神は悔い改めをさせるために何人もの預言者を送りましたが、彼らは無視され、虐げられ、犠牲者となりました。
そしてとうとう、王国は2つに分裂し、北イスラエル王国はアッスリヤに滅ぼされ、南ユダ王国はバビロン補囚の憂き目に会い、国は無くなり、イスラエルは地球上から姿を消しました。
これが歴史上の真実です。
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しかしその70年後、時代は変わり、彼らはバビロンから解放され、故国イスラエルに戻ります。
土地は荒れ果て、かつての栄光は見る影もありませんでした。
しかし時代は確かに変わったのです。
ですから、
「新しい歌を主にむかってうたえ。全地よ、主にむかってうたえ。」
(詩篇96:1)
なのです。
古い歌に飽きたので新しい歌を作って歌う、というのではなく、全く新しい経験をし、神に対する新しい思いが与えられたので、それを賛美する歌を歌いなさい、ということなのです。
私たちもその意味で、新しい歌を歌う一日が、今日与えられています。
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Oさんは社会を支える実直なお父さんです。
教会に来る前は、演歌が彼のレパートリーでした。
いわゆる、
「海・酒・涙・女・雨・北国・雪・別れ」
という歌詞の世界です。
ところが彼が教会に来て、神様から愛されているというメッセージを聞いてから、
「私は『神様から愛されている』と思うと、心臓がトカトカしてくるんですよ。」
と笑顔で言うほどまでに変わりました。
当然口ずさむ歌もゴスペルソングへと変わりました。
「神・感謝・喜び・栄光・力・愛・救い・祝福」
新しい経験をされたOさんは、この新しい世界で味わった新しい経験を新しい歌で歌っているのです。
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神は今までにない新しい体験をさせて下さいます。
今日も新しい歌を歌い、賛美の一日を送って参りましょう。
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