今日のみ言葉【No.3944】(2026年 6月29日)「生活の処方箋(328)『精神的労働を始める』」
われらにおのが日を数えることを教えて、知恵の心を得させてください。
(詩篇90:12)
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労働時間を、肉体的労働時間と精神的労働時間に分けることができるようです。
農耕民族として育った日本人は、動いたり、働いていると安心し、また、動いていない人を見ると腹立たしく思うことがあるものです。
それは、日本人の風土、文化がもたらすものなのかもしれません。
しかし、今日は、決して怠惰に生きていいという意味ではなく、精神的労働、すなわち、中身の濃さが問題となる時代です。
やりたい事と、やるべき事が峻別され、やるべき事にしっかりと重点が置かれる生き方、やるべき事も、重要か緊急かを分けて、最も重要な事から手を付ける。
このように、限りある人生の時間を有効に使うために、体を用いる生き方と共に、精神的頭脳の働きを通して、限りある肉体を有効に用いる生き方こそ、21世紀に求められているようです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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今日の処方箋の中の、
「精神的頭脳の働きを通して、限りある肉体を有効に用いる生き方」
を実践するためには、聖書はまず「人生の有限性を直視せよ」と私たちに語りかけます。
「われらにおのが日を数えることを教えて、知恵の心を得させてください」
(詩篇90:12)
なぜなら、肉体が有限であることを知って初めて、本質を見極める「知恵の心」(精神的な知恵)が働き始めるからです。
詩篇90篇はモーセの祈りとして知られ、永遠の神の存在と、それに比べれば儚く短い人間の生涯との対比が描かれています。
その中の12節は、自らの命の短さを真正面から受け止め、残された時間をいかに本質的に生きるかという、非常に実践的で深い祈りの言葉です。
ただ忙しく動き回ることにはいつか必ず限界が来ます。
しかし、中身の濃さを追求する知恵は、年齢を重ね、人生の総仕上げに向かっていく時期にこそ、最も豊かに実を結ぶものなのです。
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「限りある肉体」と「限りある時間」を自覚することが、怠惰に流されることなく、人生の「中身の濃さ」を追求する第一歩となります。
自分の限界を嘆いたり、失望したりする必要はありません。
肉体の限界を「精神的な豊かさが働き始めるスタート地点」として前向きに受け入れ、神の御心を共に歩んでいきましょう。
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