今日のみ言葉【No.3907】(2026年 5月16日)「生活の処方箋(315)『宝を見出す会話』」

何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。
(ピリピ2:3)

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愛の定石の一つに、他者に与えることがあります。

これは、最も基本的なことです。

しかし、相手からもらうことも、強力な愛の一つに他なりません。

人は、「自分は価値が低い人間だ」と、自分のすばらしさを忘れ、あるいは、失い、失望することが多いからです。

愛を相手からもらうとは、さり気ない会話の中で、相手の内にある宝を見出し、それをそのままそっくりいただくことです。

すると、会話の中で相手が主役となり、なにがしかを自分は他者に与えることができた、という存在感、価値観を見出し、人間に最も大切な自信や愛を引き出されることになります。

「あなたの言葉に強さを感じた」

「聞いていて心が安らかになってきた」

等、マイナスと思われる話からも、宝を見出して語ってあげること、これにまさる贈り物はないのです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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今日の処方箋では、「もらう」ことが実は相手を豊かにする「与える」行為につながる、という視点が語られています。

相手の否定的内容の話の中から、宝を見出し、それを「いただきました」と伝えること。

「あなたは私に素晴らしいものを与えてくださいました」

と接する姿勢は、まさに「人を自分よりすぐれた者」とする態度そのものです。

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たとえば、あなたが次のような弱音を聞いたとします。

「色々やってみたけど、結局どれも中途半端で…。今はもう働く気力がありません」

この言葉の中には宝があふれています。

この人は、限界までチャレンジしたのです。

また、自分の弱さを他者に開示できる勇気を持っていらっしゃいます。

中途半端で終わったというのは、無理をし過ぎず、立ち止まる選択ができたということで、それは自己防衛の力があったからだと言えます。

ですから、この宝の一つでも伝えていけば良いのです。

「これまでたくさんのことに全力でぶつかり、葛藤してこられたのですね」

「包み隠さず話してくださるその姿に、芯の強さを感じます」

「中途半端とおっしゃいましたが、それはご自分を壊さないための大切な判断だったのですね」

これらのことを言い、「ありがとうございます」と伝えることが、今日私たちが学ぶ愛の一つの形です。

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「もらう」ことで相手に「与える」。

そんな愛を届ける歩みを、今日も続けてまいりましょう。

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