今日のみ言葉【No.3889】(2026年 4月10日)「迫害の時代(3)」
あなたがたは耐え忍ぶことによって、自分の魂をかち取るであろう。
(ルカ21:19)
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日本のキリスト教の歴史では、織田信長の時代は保護されましたが、豊臣・徳川の時代には一転して迫害の対象とされました。
明治になってキリシタン禁令は解かれましたが、太平洋戦争中に治安維持法が制定され、再び厳しい弾圧を受けることになります。
これらの時代に共通するのは、その時代の権力者の考えと聖書の教えが対立することです。
特に、キリスト教のような一神教では、人間ではなく神という絶対者に従いますから、それは権力者側から見れば「反逆分子」と映りかねません。
現代日本では信仰の自由が憲法によって保障されています。
しかし、もし時代が変わり、その時の権力者の考えがキリスト教と対立するようであれば、迫害や弾圧が起こるであろうことは、歴史的事実から見て当然考えられることです。
今日の聖句は1世紀の信者向けに語られている箇所ですが、もし彼らと同じような境遇に私たちも置かれたとしたら、イエス様の言葉は私たちに語りかけられていると受け取って良いのです。
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迫害は家族や友人という最も身近な人間関係の中にまで入り込み、それらを破壊します。
ユダヤ人は家族を大事にする民族ですが、そのユダヤ人の家族関係が破壊されるとイエス様は語られます。
「しかし、あなたがたは両親、兄弟、親族、友人にさえ裏切られるであろう。また、あなたがたの中で殺されるものもあろう」
(ルカ21:16)
さらに、キリストを信じていることゆえに、すべての人に憎まれるとも言われています。
「また、わたしの名のゆえにすべての人に憎まれるであろう」
(ルカ21:17)
しかし、その中での守りがあるとイエス様は語っておられます。
「しかし、あなたがたの髪の毛一すじでも失われることはない」
(ルカ21:18)
これは、その前に「あなたがたの中で殺されるものもあろう」とありますから、肉体的な命の保証を意味するものではありません。
神との霊的関係は、つまり永遠の命は、どんなことがあっても失われないという宣言です。
その霊的命の確かさは、迫害の中で忍耐を保つことにより体験します。
「あなたがたは耐え忍ぶことによって、自分の魂をかち取るであろう」
(ルカ21:19)
状況がどれほど絶望的に見えても、神を信頼し続ける「忍耐」こそが、最終的に人を本当の自由と命へと導く鍵となるのです。
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米沢興譲教会は、戦時中に最も激しい弾圧を受けたホーリネス教会の流れを汲む教会です。
当時、何人もの牧師が獄死し、米沢興譲教会は「解散命令」を受けました。
集会は禁じられ、教会役員の一人は東京から派遣された特高警察の厳しい監視下に置かれる日々が続いたのです。
しかし、やがて終戦。
特高警察が東京に帰る時、その役員は米沢駅まで行き、
「おつとめご苦労様でした」
と言って見送ったといいます。
解散された教会は復活し、治安維持法によって一括にまとめられていた日本基督教団からも独立し、現在は自由に福音を語り、人々にキリストの命を伝える教会として存在し続けています。
こうした今があるのは、迫害の最中に信徒の方々が忍耐し、信仰を守り抜いてくださったお陰に他なりません。
「あなたがたは耐え忍ぶことによって、自分の魂をかち取るであろう」
(ルカ21:19)
この御言葉は現代も生きているのです。
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神を信じる忍耐を養う、実りある一日としてまいりましょう。
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