今日のみ言葉【No.3843】(2026年 2月13日)「サドカイ人との復活問答(2)」
「先生、モーセは、わたしたちのためにこう書いています、『もしある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだなら、弟はこの女をめとって、兄のために子をもうけねばならない』。
(ルカ20:28)
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28節から33節にかけて、サドカイ人は荒唐無稽とも言える、きわめて極端な話を持ち出して攻撃してきます。
「小羊の吟味」の時です。
以下、順に見ていきましょう。
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サドカイ人は「復活はない」と主張していました。
彼らは、モーセ五書のみを聖書として認めており、そこには「復活」という概念や表現が明確には登場しないからです。
それに対して、パリサイ人は預言書(イザヤ書やダニエル書など)も聖書として認めていました。
そこには復活の描写が出てくるので、復活を信じるパリサイ人とサドカイ人との間には論争が絶えませんでした。
サドカイ人たちは、自分たちが信じていない「復活」を、イエス様が信じているということを逆手にとって、
「復活なんて信じたら、こんなにおかしな矛盾が起きるじゃないか!」
と言うために、イエス様を論破するための「とっておきの質問」を用意してやって来ました。
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彼らはまず申命記25章5節〜10節のレビラト婚の制度を持ち出してきました。
「先生、モーセは、わたしたちのためにこう書いています、『もしある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだなら、弟はこの女をめとって、兄のために子をもうけねばならない』」
(ルカ20:28)
「レビラト婚(義兄結婚)」とは、家系を維持するための制度です。
長男夫婦の間に子供が生まれる前に、夫である長男が死んだ場合、その家の家系が途絶えてしまいます。
それを防ぐために、次男が長男の妻を自分の妻として迎え、その間に生まれた子どもを「亡くなった長男の子」として育てる、という仕組みです。
ところがサドカイ人は、本来は家系を守るための制度を、復活の教えを嘲笑するための「極端な仮定」として利用しました。
彼らは、
「じゃあ、七人兄弟がいて、長男から七男まで全員がその一人の女性と順番に結婚して、みんな子供ができる前に死んだとしたら、復活の時には、その女性は一体誰の妻になるんですか? 七人全員が彼女を妻にしたんですよ?」
と問いかけたのです。
これ、サドカイ人にしてみれば
「してやったり!」
という質問です。
彼らは、
「復活なんてあると考えるから、こんな奇妙な話になるんだ。だから復活など存在しないのだ」
と言いたかったのです。
さあ、イエス様は、この問いにどのように答えられるのでしょうか。
以下、次回に続きます。
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サドカイ人は、自分自身が、
「自分の理解できる範囲こそが世界のすべてである」
という傲慢さを持っていることを知りません。
彼らを反面教師として、謙遜に生きる今日としてまいりましょう。
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