今日のみ言葉【No.834】(2014年 5月29日)
わたしは安らかに伏し、また眠ります。
(詩篇4:8)
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東日本大震災の直後、福島第一原子力発電所で全電源が喪失したというニュースが流れた時のことです。
私は工学部の学生だったので、原子力についての知識がほんの少々ですがあります。
専門家は事故の規模を受け入れ、被害はどのくらいまでで収まるかを早い段階で把握しておられたようです。
しかし、私のように中途半端に知っている人は一番始末に困ります。
その日からしばらくの間、恐ろしくて眠れなくなりました。
ところが、水素爆発が起きて放射性物質が拡散されてしまってからは、案外安心できました。
恐れていたことが起きたので、あとは現実を受け入れるしか選択が無いことがはっきりしたからです。
これ以上の最悪は起きない。
それからは眠れるようになりました。
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詩篇第4篇は、夕べの祈りの詩篇と言われています。
アブサロムに追われ、手の打ちようがない状況の中で、神は様々な人を使ってダビデに物質的援助や精神的励ましを与えました。
すなわち、どんなに八方塞がりの状況の中でも、
「主は神を敬う人をご自分のために聖別」
(詩篇4:3)
しておられるということなのです。
そして、
「主はわたしが呼ばわる時におききくださる」
(詩篇4:3)
お方です。
目に見える敵や味方が全てなのではありません。
自分の目には見えずとも、この私から愛と守りの眼差しを離さない神が味方としておられることを、今一度この詩篇で再確認致しましょう。
夜寝る時、思い巡らすのはこのことでなければなりません。
「主よ、わたしを安らかにおらせてくださるのは、ただあなただけです。」
(詩篇4:8)
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今晩から詩篇第4篇をあなたの枕元に置きましょう。
新共同訳聖書では、
「主は愛する者に眠りをお与えになる」
(詩篇127:2)
とあります。
神に愛されている者として堂々と安眠をいただき、主の祝福に満たされて参りましょう。
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