今日のみ言葉【No.3703】(2025年 8月 8日)「大金持ちの役人の話（3）」

イエスは言われた、「なぜわたしをよき者と言うのか。神ひとりのほかによい者はいない。
（ルカ18:19）

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「Good（良い）はGod（神）から来た言葉だ」

と聞くことがありますが、言語学的に言うと、GoodとGodは語源が違うので、直接の関連性はないのだそうです。

しかし、別れの挨拶の「goodbye（グッバイ）」は、

「God be with you.（神があなたと共にありますように）」

という祈りの言葉が短縮されてできたものです。

さて、「よい方」というのは、ユダヤの考え方では、神お一人しかいません。

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金持ちの役人は、イエス様に向かって、

「よき師よ」
（ルカ18:18）

と呼びかけました。

しかし、これは、

「イエスは神である」

と、イエス・キリストを神であり救い主であるとする信仰告白ではなく、単に

「イエスという御方は優れた人間、教師である」

ということを表しているに過ぎません。

しかし、彼はお世辞を使ってイエス様の機嫌を取っているのではありません。

人間的な尊敬を込めた言葉ですから、何も悪いことではありません。

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これに対してイエス様は、

「なぜわたしをよき者と言うのか。神ひとりのほかによい者はいない」
（ルカ18:19）

と尋ねられました。

これは、この金持ちの役人の信仰の状態を確かめるための質問です。

つまり、

「私のことを『よき師』と言っているということは、私のことを神と信じているのか？」

という問いなのです。

ですから、

「神ひとりのほかによい者はいない」
（ルカ18:19）

と付け加え、強調されたのです。

実はイエス様は、こうやって彼の信仰告白を促していたというわけです。

この役人が、イエス様を「よき者 ＝ 神」と考えているなら救われています。

そうでないなら、まだ救われておらず、救いの入り口にまでは来ている状態です。

さあ、彼はどう答えたでしょうか？

以下、次回に続きます。

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今日も良き御方と共に歩んでいきましょう。

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