今日のみ言葉【No.3681】(2025年 7月12日)「生活の処方箋(244)『準備、実行、後始末』」

「わたしたちが神の言をさしおいて、食卓のことに携わるのはおもしろくない。そこで、兄弟たちよ、あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判のよい人たち七人を捜し出してほしい。その人たちにこの仕事をまかせ、わたしたちは、もっぱら祈と御言のご用に当ることにしよう」。
(使徒6:3-5)

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物事を良きもの、また、内容のあるものとするためには、

「準備、実行、後始末」

の3つのステップを確実に行うことです。

すぐ実行に移す方もいらっしゃるかもしれません。

すぐ実行に移すことも素晴らしいことです。

しかし、先の3つのステップは、さらに豊かな実を結ばせます。

そして、準備に6の力を、実行に1の力、後始末に3の力というバランスが肝要のようです。

段取り八分、仕事二分と言われるように、良き仕事のためには、周到な準備が良き実を結ぶからです。

また同時に、食事の後のように後始末の癖を、いつもつけることです。

後始末のための時間を取っておくと、すっきりして、気持ちの良い生活を送ることができます。

3つのポイントとそのバランスを習慣化できたら、どんなに素晴らしいでしょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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新約聖書では、特に使徒行伝(使徒の働き)の中に、この

「準備、実行、後始末」

が描かれています。

具体的には6章の1節から7節です。

弟子たちは、現状のシステムでは対応できない問題に直面しました。

やもめの食糧配給に格差が生じているという訴えが上がったのです。

弟子たちは、「では、すぐ、現場にパンを持って向かい、配給します」と、「実行」に移すことをせず、この問題を解決するにはどうしたらよいかと話し合う「準備」をしました。

彼らは、自分たちの行う奉仕には限界があること、そして、十二弟子は、より重要な

「祈と御言のご用」
(使徒6:5)

に携わる必要があると結論づけました。

そこで、新しいシステム作りのために、

「御霊と知恵とに満ちた、評判のよい人たち七人」
(使徒6:3)

を選び、この人たちに「実行」を任せるということになりました。

その結果は、

「こうして神の言は、ますますひろまり、エルサレムにおける弟子の数が、非常にふえていき、祭司たちも多数、信仰を受けいれるようになった」
(使徒6:7)

となりました。

これが「後始末」の部分です。

食糧配給の問題は解決され、使徒たちはより本来の使命に専念できるようになり、教会は発展しました。

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「準備、実行、後始末」を心がけ、神による好循環の信仰生活に導かれていきましょう。

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