今日のみ言葉【No.3672】(2025年 7月 2日)「第一の災い」
モーセとアロンは主の命じられたようにおこなった。すなわち、彼はパロとその家来たちの目の前で、つえをあげてナイル川の水を打つと、川の水は、ことごとく血に変った。
(出エジプト記7:20)
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前回の「つえ」の奇跡と同様に、モーセは神の命令に従って、
「主の命じられたように」
(出エジプト記7:20)
行いました。
モーセは神を信頼したのです。
するとどうでしょう、
「彼はパロとその家来たちの目の前で、つえをあげてナイル川の水を打つと、川の水は、ことごとく血に変った」
(出エジプト記7:20)
とあります。
主が先に彼に告げたそのままの出来事が起こったのです。
「見よ、わたしが手にあるつえでナイル川の水を打つと、それは血に変るであろう」
(出エジプト記7:17)
この第一の災いによって、エジプトの民は被害を被ります。
「それで川の魚は死に、川は臭くなり、エジプトびとは川の水を飲むことができなくなった。そしてエジプト全国にわたって血があった」
(出エジプト記7:21)
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ここで、聖書の読み方について注意しなければならないことがあります。
それは、
「エジプトの魔術師らも秘術をもって同じようにおこなった」
(出エジプト記7:22)
というところです。
「モーセがナイル川の水を全部血に変えたのなら、魔術師らの水はどこから来たのだろう」
と考えると、聖書が伝えようとする本筋から離れます。
そうすると、聖書の持つ本来の意味がくみ取れなくなります。
聖書は様々な表現を通して、神のメッセージを伝えようとしている書物です。
ですから、あくまでも中心的メッセージを読み取らなければなりません。
この聖書箇所では、神に信頼したモーセに力があり、神に逆らったパロは無力にさせられたことから、神の大いなる力がわかれば良いのです。
そして、付随的に、一人の権力者が神に逆らうと大勢の民が苦しみ、またその権力者に付き従う者たちが、自国民をさらに苦しめる愚行を行う結果となるということがわかれば良いのです。
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神に信頼を置き、信仰の歩みを進めて参りましょう。
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