今日のみ言葉【No.3631】(2025年 5月15日)「モーセとアロンの出会い」

米沢市 上杉鷹山の銅像

主はアロンに言われた、「荒野に行ってモーセに会いなさい」。彼は行って神の山でモーセに会い、これに口づけした。
(出エジプト記4:27)

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「なせば成る」

どこかで聞いたことのある言葉ではないでしょうか。

これは、米沢藩第9代藩主・上杉鷹山(うえすぎ ようざん)の名言である、

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」

から取られたものです。

その意味は、

「志を持って努力すれば必ず実現する。できないのは、人が努力しないからだ」

というものです。

世の中の大抵のことにこれは当てはまるのでしょうが、聖書にはこの言葉ではとても説明できない出会いが起こります。

アロンがモーセを見つけ出した出会いがそれです。

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モーセは神の声を聞き、自分は口下手ながらも、神の御心をイスラエルの民に伝える使命に責任を感じ、援助者が必要であることを痛感していました。

そこで、

「なせば成る」

です。

人間の努力が必要です。

しかし、援助者が必要と感じ、その人を捜そうとしても、自分が思う最適の人が本当にそうであるかどうかは、結局やってみないとわかりません。

また、モーセは自分の限られた交友範囲でしか人材を見出すことができません。

さて、モーセだけでなく、その兄アロンも神の声を聞きました。

「主はアロンに言われた、『荒野に行ってモーセに会いなさい』」
(出エジプト記4:27)

弟モーセがどこにいるのか、果たして生きているのかもわからない状況の中で、アロンは旅立ち、

「彼は行って神の山でモーセに会い」
(出エジプト記4:27)

となりました。

ここに聖霊の導きがあったことは確かです。

モーセからすれば、可能性ゼロで、まったく考えてもいないところに神が備えた人がいたのです。

聖霊が働く時、神の目から見た最適の人と、最善の時に出会うようになるのです。

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今日会う人との出会いを大切にしましょう。

聖霊の導きを求める今日でありますように…。

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