今日のみ言葉【No.730】(2013年12月28日)

人々は主の言葉を聞き、ヤラベアムを攻めに行くのをやめて帰った。
(歴代志下11:4)

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北イスラエル王国を樹立した、いわば反乱者の代表であるヤラベアムを攻めに、ソロモンの子レハベアムは出て行こうとしました。

しかし、預言者シマヤが神の言葉を携えて現れました。

「あなたがたは上ってはならない。あなたがたの兄弟と戦ってはならない。おのおの自分の家に帰りなさい。この事はわたしから出たのである。」
(歴代志下11:4)

そこでレハベアムはどうしたでしょうか?

妙なことですが、王であるレハベアムがどうしたかは記述されていません。

聖書に書いてあるのは、

「人々は主の言葉を聞き、ヤラベアムを攻めに行くのをやめて帰った。」

ということだけです。

つまり、はやり立つレハベアムを尻目に、神の言葉を聞いた人々は王の言葉より神の言葉に従い、散り散りバラバラに帰ってしまったのです。

レハベアムは戦いをやめて帰らざるを得ませんでした。

いつの時代でも人々の心には根強い信仰心が宿っています。

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約70年に及ぶソビエト連邦の時代、共産主義・社会主義下の体制では宗教は否定されていました。

ロシアではキリスト教は撲滅したと思われていましたが、全然そんなことはありませんでした。

中国でも過酷な迫害の中、昨年の宣教報告では最低でも8千万人のクリスチャンが存在していると言われています。

どのような思想やイデオロギーが強制され、命の危険が迫っても、神を信じ求める人の心は、それらでは動かせないのです。

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神様しか動かせない私たちの心であることを覚えましょう。

その心を更に磨き、神の小さき声を聞き取れる心としてこれからも励んで参りましょう。

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