今日のみ言葉【No.3451】(2024年 9月12日)「エジプト移住(3)」
『しもべらは幼い時から、ずっと家畜の牧者です。われわれも、われわれの先祖もそうです』と言いなさい。そうすればあなたがたはゴセンの地に住むことができましょう。羊飼はすべて、エジプトびとの忌む者だからです」。
(創世記46:34)
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上司になると、部下でいた時とは違った観点でものが見えてきます。
部下でいた時は、
「何でも『はい』と言うことを聞く人が用いられるのは、便利で使いやすいからだろうなあ」
と考えますが、いざ自分が上の立場になると、その理由が分かります。
従った経験のある人だけが、次世代の従う部下を育てることができます。
上に従う人が抜擢されるのは、使いやすいからではなく、次のリーダーとしてその組織を担える素質のある人だと見込まれるからなのです。
リーダーは未来がどうなるかを先に考えておき、そのための対策を今実行します。
ヨセフはそのように生きてきましたから、ヤコブ一家と再会した時も、そのように働きました。
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ヨセフはヤコブたちに、パロから
「あなたがたの職業は何か」
(創世記46:33)
と問われたら、
「しもべらは幼い時から、ずっと家畜の牧者です。われわれも、われわれの先祖もそうです」
(創世記46:34)
と答えよと命じます。
エジプト人は羊飼を嫌っていたので、同じ場所に住むことを好みません。
当然、彼らは隔離された地に住むことになります。
それがゴセンの地だったのです。
「そうすればあなたがたはゴセンの地に住むことができましょう。羊飼はすべて、エジプトびとの忌む者だからです」
(創世記46:34)
ここにヨセフの、現在の見えない部分を見通す洞察力と、物事が起きる前に将来を予見できる先見性が現れています。
彼はアブラハム以来の自分たちの使命を理解していました。
そして、カナンの地とは異なるエジプトの異教の環境では、真の神への信仰が養われないことを予想していました。
そこで彼は、あえてヤコブ一家は羊飼だと強調させ、自分たちの信仰が守られるように配慮したのです。
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私たちは何のために生き、どのような使命が与えられているのでしょうか。
聖書を読み、神に祈り、現実の様々な出来事を通して、そのことを深く考える一日として参りましょう。
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