今日のみ言葉【No.3426】(2024年 8月 7日)「ヨセフは兄たちを試す(4)」

どうか、しもべをこの子供の代りに、わが主の奴隷としてとどまらせ、この子供を兄弟たちと一緒に上り行かせてください、
(創世記44:33)

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一世一代のプロポーズは緊張しますね。

こちらは結婚したいと思って盛り上がっていても、相手の気持ちはどうだかわからないからです。

結婚の意思をはっきりさせることによって、それが相手へのプレッシャーになるかもしれませんし、もともと全然結婚する気が無かったのだとわかるのかもしれません。

ユダは兄弟たちを代表して、エジプトの権力者であるヨセフに対して自分の決意を述べ、弟ベニヤミンを救おうとします。

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18節から34節までは、ユダの命がけのとりなしです。

彼はまだ目の前にいるエジプトの総理大臣がヨセフであるとは知りません。

そこで、

「ああ、わが主よ、どうぞわが主の耳にひとこと言わせてください。しもべをおこらないでください。あなたはパロのようなかたです」
(創世記44:18)

と身を低くして、しかし、一気に語り出します。

ユダは一連のいきさつを述べた後、決定的な言葉を言います。

「どうか、しもべをこの子供の代りに、わが主の奴隷としてとどまらせ、この子供を兄弟たちと一緒に上り行かせてください」
(創世記44:33)

これは、ベニヤミンを犠牲にして自分は助かろうという考えを持っているのではなく、自分が犠牲になってベニヤミンを救うということです。

かつてユダは先頭になってヨセフを売りました。

そのユダがこうも変わったのです。

この変化を見て、ヨセフはどう反応したのでしょう?

次回、いよいよヨセフは自分の身を明かします。

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ユダの自己犠牲のとりなしは、新約時代のイエス・キリストの十字架の犠牲の予表です。

ユダはイエス・キリストを表し、ベニヤミンは私たちを表します。

ユダがベニヤミンのためにとりなしたごとく、私たちもイエス様のとりなしの愛の中にいることを覚える今日として参りましょう。

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Posted by maruyama