今日のみ言葉【No.3285】(2024年 2月13日)「ただ、御国を求めなさい(3)」
あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。そんな小さな事さえできないのに、どうしてほかのことを思いわずらうのか。
(ルカ12:25-26)
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ガンにならない食べ物、アンチエイジング、○○健康法…。
世の中は寿命を延ばせるという謳い文句の商品で満ちあふれています。
健康を維持し、死を遠ざけることは人間にとって大事なことです。
しかし、イエス様はこのような人間の涙ぐましい努力を、
「そんな小さな事」
(ルカ12:25)
と言っておられます。
この真意は何なのでしょう?
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最下等の鳥として扱われていた「からす」さえも養っていて下さる神がおられる。
とすれば、人間は当然養われている。
だから、
「からだのことで思いわずらうな」
(ルカ12:22)
とイエス様はおっしゃっています。
さらに、ここは愚かな金持ちのたとえ話の流れですから、
「あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか」
(ルカ12:25)
と続きます。
この金持ちは、物で自分の命を支えようとしましたが、それには全く効力がありませんでした。
なぜなら、神が命を支え、人の寿命を決めておられるからです。
「あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう」
(ルカ12:20)
という言葉が厳粛に響きます。
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命は神のものだから自分ではどうすることもできないのだ、と諦めムードになり、健康に無頓着で放蕩三昧の生活をしても良いのだということではありません。
主権は神にあることを認め、その中で愛を持って養っていて下さる神を意識し、その恵みに応答して生きることが人間の正しい生き方です。
そこで、初めて、
「そんな小さな事さえできないのに、どうしてほかのことを思いわずらうのか」
(ルカ12:26)
と達観できるのです。
これは命を神に預けた人が言える言葉です。
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イエス様が命を見る目とはどんなものか、今一度思いめぐらす今日として参りましょう。
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