今日のみ言葉【No.3101】(2023年 6月10日)「生活の処方箋(51)『三つの「ず」』」

あなたがたをキリストにある永遠の栄光に招き入れて下さったあふるる恵みの神は、しばらくの苦しみの後、あなたがたをいやし、強め、力づけ、不動のものとして下さるであろう。
(第1ペテロ5:10)

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シニアのご婦人に水泳を始められた理由を伺うと、

「三途の川を渡らなければならない時が来たから」

とユーモアたっぷりに話されました。

そこで、人生の川を渡るための三つの「ず」(さんず)を考えてみましょう。

「恐れず」

人生は不安、恐れに満ち、経済、健康、人間関係などきりがありません。

しかし、ごまかさず、逃げないで、しっかりと向き合うと、その正体が見え、恐れから解放されることが、多くあります。

「焦らず」

焦りは計画性の欠如から生まれます。

最も大切な習慣の一つは、計画的に生きることです。

そのために、朝に、週の始めに、月の始まりに、紙と鉛筆を出し、しっかりと自分の予定を整理なさることです。

「あきらめず」

人は様々な試練に遭遇します。

しかし、その試練のただ中にあっても、熟慮し、これと定めた事柄については、食らいついて決して離さない、そのような強さを培っていきたいものです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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今日の聖句に「しばらくの苦しみ」とありますが、神は人に試練を与えます。

しかし、神からの試練には目的があり、

「しばらくの苦しみの後、あなたがたをいやし、強め、力づけ、不動のものとして下さるであろう」
(第1ペテロ5:10)

と、私たちを強めるためだというのです。

人生の川を渡るには、工夫と努力が必要です。

そのための強さを与えようとされる神に信頼し、今日の課題に取り組んで参りましょう。

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