今日のみ言葉【No.10】(2011年 3月30日)
「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。
(マタイによる福音書6:34)」
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今日一日の苦労だけをする、という明確な決心を持たなければ、3倍の重荷を抱えながら毎日を生きることになります。
その重荷とは、
1つ目は、昨日までの後悔です。
「ああすれば良かった…」、「何でこんな事をしたのだろう…」
2つ目は、誰でも負う今日一日の苦労です。
3つ目は、明日への不安です。
「このまま行ったらどうなるのだろう…」、「何かとんでもないことが起きるのではないか…」
どんなに強い人でも、毎日3日分の重荷を背負っていたら、疲れ果て、倒れてしまいます。
キリストは、「一日の苦労は、その日一日だけで十分である」と私たちの負う重荷を制限して下さっています。これは神の保証です。
もちろん将来の計画を立てることは必要です。しかし、自分の手の中にない明日を不安がったり、もう手の届かない昨日を後悔することはやめなさい、それはせっかくの今日を損なうことになる、と、神は聖書を通して私たちに語っていて下さるのです。
今日一日の終わりに、「今日はこれで十分だった」と安心して眠りにつけるように、神様は配慮して下さいます。明日のことは神に任せて、今日を生きて参りましょう。
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