今日のみ言葉【No.1572】(2017年 7月22日)「 あなたは神のもの」
地と、それに満ちるもの、世界と、そのなかに住む者とは主のものである。
（詩篇24:1）
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今日の聖句はイライラした時に読むと良い箇所です。
なぜイライラするのか？
簡単です。自分の思い通りに行かないからです。
それではなぜ自分の思い通りに行かなければならないのでしょうか？
本当に全部自分の思い通りになることが世の中の正しいあり方でしょうか？
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確かに自分が考えている通りに事が進み、言った通りに人が動いてくれれば嬉しいでしょう。
しかし、地球人類がやがて100億にも達しようかという今日、一人々々の思いがそのまま達成されることなどありえないことは少し考えただけでもわかることです。
たとえば、誰かがあなたに突然「右向け、右！」と号令をかけたとしても、あなたはその通りにするとは限りません。
その反応に対して相手が腹を立てたとしたら、「この人、危ない人かもしれない…」と思ってあなたはその場を離れることでしょう。
これは架空の例でしたが、実はイライラする、腹を立てるという感情の背後にあるのは、「全ては自分の所有であり、当然自分の思い通りに動くもの」という天才的誤解です。
子供はあなたの所有物ではありませんし、社長も部下も夫も妻も介護している親も、全てあなたの所有物ではありませんから思い通りに動いてくれなくて当然です。
それなのに、心の奥底では「所有者意識」を持っているので、
「だからあれほど言ったのに…」
「まだわからないの？」
「もういい加減にしてください！」
という言葉が口からポンポン飛び出してきます。
神から愛をもって贈られた素晴らしい創造物に対して、人間は使用権はあるが所有権はない。所有権は造り主である神にある。
これが「創造主」なる神を信じて生きる生き方で出会うポイントであり、あなたをイライラの毎日から解放する処方箋です。
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さらに、
「地と、それに満ちるもの、世界と、そのなかに住む者とは主のものである」
（詩篇24:1）
とあるように、神はあなたにも所有権を主張しておられるのです。
あなたはあなた自身のものではなく、神のものだという宣言です。
この所有者意識の転換は、人生観を大きく変えていきます。
たとえば
「自分の人生なのだから自分の好き勝手に生きて何が悪い？自分の思い通りの人生を太く短く生きようじゃないか」
という人生観は、
「神様からお預かりした体であり命なのだから、お返しする時が来る。それまで大切に使わせていただこう」
という考え方に変化していきます。
神があなたに所有権を主張されるのは、あなたが奴隷として神の思い通りに動かされるためではありません。
あなたの人生を実り豊かにするための神のご計画の一つなのです。
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あなたは自分自身のものではなく、神のものであるという聖書のメッセージをどう受け止めますか？
静かに思いめぐらす時を持つ一日として参りましょう。
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