今日のみ言葉【No.1167】(2015年10月29日)
わたしの語る言葉は成就する
(エゼキエル12:28)
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かつて「ダンサー」と言うと、歌手の引き立て役で、背後で踊るその他大勢の人たちというイメージがありました。
そのダンサーの地位を向上させたのが、TRFというグループだったと思います。
そして今やエグザイルという人気グループでは、「ダンサー」という呼び名はせず、「パフォーマー」と呼んでいます。
ボーカルを担当するメンバーと同等の地位で、その踊りを見るとこちらの心も踊ってきます。
耳から入る歌と、目から入るパフォーマンス。
人々の心が動かされるのも当然と思えます。
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エゼキエルは今で言う「パフォーマンス」を2つ行なえと神から命ぜられます。
1つは壁に穴を開けて夜逃げするように荷物を運び出すこと。
もう1つは、震えながらパンを食べ、恐れおののいて水を飲むことです。
1つ目はゼデキヤ王の悲惨な末路の預言であり、2つ目はバビロニア軍に包囲されたエルサレムの惨状を、言葉でなく行動で預言したものです。
神は言ってもわからない人には、目に見える行動で示されます。
裁きの前にはこのような警告が必ずあるのです。
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さて、イスラエルの民の反応はどうだったでしょう?
これを見て恐れおののき、国を挙げて思いも行いも変えようと悔い改めたでしょうか?
答えは、
「日は延び、すべての幻はむなしくなった」
(エゼキエル12:22)
ということわざにもなってしまった彼らの考えにあります。
つまり、
「いや、それは起こるとしても、まだまだ先のことでしょう。」
「誰だ?『世界の終わりが来る』などと言っていたのは?そんなのは幻のように消えてしまったよ。」
ということだったのです。
誰も本気にしません。
また、先に補囚されていた民も、エジプト軍がバビロニア軍を打ち破り、そうすれば我々も早いうちに帰還できるだろうと楽観視していました。
これでは悔い改めなど起こりません。
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それに対して
「しかし主なるわたしは、わが語るべきことを語り、それは必ず成就する。決して延びることはない。ああ、反逆の家よ、あなたの日にわたしはこれを語り、これを成就する」
(エゼキエル12:25)
と、主なる神は言われました。
イスラエルを神の御心を行う民として復活させるために、神は一度これを滅ぼされます。
人間にとって都合良く事が進むのではなく、神のご計画が進むのです。
それが
「わたしの語る言葉は成就する」
(エゼキエル12:28)
という言葉の厳粛な意味なのです。
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N子さんは高校の時不登校になりました。
ご両親は大変心配され、あれこれ手を打ちましたが効果は上がりません。
とうとう近所に住むクリスチャンの方に相談し、米沢興譲教会を紹介してもらいました。
N子さんが教会に来るようになり、洗礼を受けたいとご両親に申し出、クリスチャンとなられました。
教会スタッフ一同は、
「きっと神様は祈りに答えて彼女を学校に戻して下さる」
と思っていましたが、そうはなりませんでした。
その後、N子さんは別の方法で高卒の資格を取り、彼女が教会に来たことを通してご両親もクリスチャンとなられました。
礼拝で3人が賛美をしている姿を見る時、私は神の奇跡を目の当たりにしている思いがします。
神の言葉が成就するというのはこの事なのだな、と思いを強くさせられるファミリーです。
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「わたしの語る言葉は成就する」
(エゼキエル12:28)
この御言葉を味わう一日として参りましょう。
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