今日のみ言葉【No.1008】(2015年 3月19日)
悪しき者は追う人もないのに逃げる、正しい人はししのように勇ましい。
(箴言28:1)
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江戸時代の武士の社会に「敵討ち(かたきうち)」という制度がありました。
親が殺され、犯人が藩外に逃亡した時、子は「親の敵(かたき)」を討つまで正式にその家を継ぐことができません。
侍社会で正式に認められるために、何年もかけて犯人を捜し出し、その罪の報いを味わわせなければなりません。
逃げている方の「敵持ち(かたきもち)」も必死です。
「なんの、返り討ちにしてくれる!」
と強がっても、いつ何時自分が斬られるか分からないので、居場所を変え、捜索者の気配がないか常に気を張っていなければなりません。
敵討ち側の人間が先に死んでしまっても、それを知らなければ、敵持ちはビクビクしながら、一生、逃亡者としての人生を送ることになります。
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今日の聖句の通り、
「悪しき者は追う人もないのに逃げる」
のです。
心の底に漠然とした不安を抱え、誰も責めていないのに、自分が自分を責めています。
そして、絶えず安全な場所はないかと探し回り、ひとときの平安を味わうために膨大な時間を費やします。
一方、
「正しい人はししのように勇ましい」
のです。
百獣の王ライオンが相手の機嫌を伺ってビクビクしている姿など考えられません。
それと同じように、正しい人はその罪が解決されているので、神の前に堂々と出られます。
何の後ろめたさもないので、軽々とした人生を送ります。
罪の赦しがキーポイントなのです。
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あなたの人生はいかがですか?
ライオンのように堂々と生きておられますか?
イエス・キリストの十字架による罪のゆるしを信じることがその道を歩むスタートラインです。
「わたしたちは、この御子によってあがない、すなわち、罪のゆるしを受けているのである。」
(コロサイ1:14)
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キリストと共にある時、私たちは逃げなくてもよいのです。
この軽やかな人生を歩む一日として参りましょう。
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