今日のみ言葉【No.994】(2015年 3月 3日)
穏やかな心は身の命である、しかし興奮は骨を腐らせる。
(箴言14:30)
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思いつきでパッと行動したり、喋ったりして、後で後悔する人はいませんか?
良いアイディアだと思いついた瞬間は、脳が一種の興奮状態にあるようで、良いことしか見えません。
つまり、メリットだけが見えて、デメリットの部分があるかもしれないということに考えが至らないのです。
私はそのタイプなので用心しているつもりですが、やっぱり時々失敗します。
長所だけでなく短所もチラホラ見えてくると、ドキッとします。
そして、
「またやってしまった!」
と自分を責める時間が襲ってきます。
しばらく葛藤した後、疲れてグッタリとなったところで終了。
やがて忘れて回復し、日常生活に戻る、という繰り返しです。
そんな人にピッタリなのが今日の御言葉です。
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人間はストレスを感じるとカルシウムを消費します。
興奮や激情という言葉で表現されるほどのストレスにさらされると、不足分のカルシウムが骨から血中に溶け出して補うように人間の体は造られています。
「興奮は骨を腐らせる」
という今日の聖句には科学的根拠がちゃんとあるようです。
詩篇でダビデ王がバテシバとの姦淫を預言者ナタンによって指摘され、激しく罪の悔い改めの祈りをした時、
「わたしに喜びと楽しみとを満たし、あなたが砕いた骨を喜ばせてください。」
(詩篇51:8)
と、骨が砕かれたような思いをしていたことが記されています。
また、
「わたしが自分の罪を言いあらわさなかった時は、ひねもす苦しみうめいたので、わたしの骨はふるび衰えた。」
(詩篇32:3)
という個所は、本当に骨からカルシウムが出て行ってしまったような表現がされています。
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私たちはこのような時、どうしたらいいのでしょう?
箴言はこう教えています。
「穏やかな心は身の命である。」
穏やかな心を持つことが秘訣だというのです。
ダビデは罪を認め、告白し、ゆるしを求めました。
神は預言者ナタンを通して、すぐ、ゆるしを与えられました。
私たちは、十字架についたイエス・キリストを通し、すでに罪のゆるしが与えられています。
そのことを信じ、
「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。」
(第1ヨハネ1:9)
のお約束に基づいて、ダビデと同じように、罪を認め、神に向かって告白すればよいのです。
こうやって得られる「ゆるされた恵み」を味わい、自分なりの「穏やかな心」を養っていくのです。
今までの自分を責め続けた毎日から解放されるのはもう目の前です。
あなたの身の命はどんどん豊かにされていきます。
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人間の知恵に遥かに優る神の知恵に従って、今日一日も歩んで参りましょう。
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