今日のみ言葉【No.910】(2014年10月 9日)
神よ、われらをもとに返し、み顔の光を照してください。
(詩篇80:3)
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詩篇第80篇は、滅亡した北イスラエル王国の回復を願う祈りです。
「これはその枝を海にまでのべ、その若枝を大川にまでのべました。」
(詩篇80:11)
これは、かつての王国の領土が広範囲に及んだ過去の栄華を表現した節です。
しかし今やそれが全くない現状…。
多くの預言者を遣わし、悔い改めて方向転換せよと命じた神の言葉を無視した結果です。
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今更神にすがることなどできない身であるにもかかわらず、彼らは神に祈りました。
神に背いたイスラエルですが、神は決してその関係を切るお方ではありません。
信仰の祖アブラハムと結んだ契約を果たそうとするお方であり、イスラエルが神に立ち返りさえすれば、また再び歩んで下さるお方なのです。
その第一歩が祈りです。
「神よ、われらをもとに返し、み顔の光を照してください。」
という祈りは、3節・7節・19節と3回繰り返されています。
私たちが神を見限って自分から関係を切らない限り、神様は私たちと共におり、どんな祈りをも聞いてくださるのです。
神との関係が生きていること。
これが真の幸福の鍵なのです。
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我が家の高校生の娘は、皆勤賞を狙って毎日学校に通っています。
米沢興譲教会で多くの不登校児と接してきた私にとっては、高校生が毎日学校に行く事自体が驚きです!
毎朝、
「行ってきまーす」
という声を聞いて、玄関から姿が見えなくなっても、
「ひょっとして戻ってくるかも…」
と思う私は半分ビョーキなのでしょうか(^_^;)。
また、私はスクールカウンセラーをしているので、
「お父さんとは2年近く話しをしたことがない」
という女子高生らの話をたくさん聞いているので、
「うちの子も高校生になればしゃべってくれないのか…」
と覚悟していました。
しかし夕食時には、
「来年2年縛りが終わったらどのスマホにするか」
「部活でこんなことがあった」
などの話をしてくれます。
多くの方々のご相談を承り、悲劇的ケースを耳にしている私にとって、こういうことが幸せなのだと痛く感謝しています。
学校の成績が一番だろうとビリであろうと、他愛のない会話がなされる関係がそこにあること。
それが神が人間に与えた真の幸福なのだと実感させられた次第です。
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素晴らしくない祈りでも、身勝手な祈りでもいいのです。
神はあなたの祈りを喜んでくださいます。
そしてその祈りが、自己中心な願いで始まったとしても、神は祈る私たちを成長させて下さいます。
祈ることが出来る関係を喜び、神との間の幸せを感じる一日として参りましょう。
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