今日のみ言葉【No.3920】(2026年 6月 1日)「生活の処方箋(320)『豊かな関係を見いだす人』」

なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。
(マタイ7:3)
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「マーケティングとは買う気のない人に買わせる知恵」
と言われます。
不況と言われるこの時代に好調な企業も数少なくありません。
売れないのではなく、相手がほしいと思うものを提供していないからだと言われます。
そのような豊かな知恵を見いだす心の姿勢は、相手の立場に立つことに尽きます。
お客様の必要を見いだし、それに応える。
ここに秘密があるようです。
人間関係においても、豊かな関係を見いだす人は、いつも相手の立場に立ち、相手の必要を満たす人です。
子供さんの心の病や夫のアルコール依存症など、多くの相談を承りますが、相手の立場に立ち被害者意識ではなく、思いやりの足りない自分を知る加害者意識を持つことのできる人は、100%解放に向かいます。
心の不況の時代、豊かに生きる勘どころ、その知恵の自分流をしっかり見いだしていきたいものです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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今日の聖句にある「ちり」とは木屑のことで、「梁(はり)」とは屋根を支える太い木材です。
「ちり」にたとえられる他人の小さな欠点はよく見えるものです。
しかし、その相手を責める自分自身の心の中には、巨大な「梁」、すなわち「自己中心的な見方」や「思いやりの欠如」が潜んでいるのではないでしょうか。
ただし、それは「相手より自分の罪の方が重い」という意味ではありません。
自分の問題にまったく気づかないままで、相手の問題を正そうとしても、決してうまく行かないということをイエス様は教えておられるのです。
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私たち人間は、被害者意識を持ちやすい存在です。
「私はこんなに傷つけられた」
「子供が言うことを聞かないので大変だ」
このような事実が本当であったとしても、これは相手に問題の原因があると考えている状態です。
そうとしか受け取れない間は、私たちの心は相手の行動に支配され続け、相手が変わらない限り解決はあり得ないと感じ、身動きが取れない毎日が続きます。
ここからの解放の鍵は、自分の目から梁を取り除くこと、つまり、
「自分にも至らない点(加害者としての側面)があったのではないか」
という意識の転換です。
ただし、「加害者意識」と言っても、自分を過剰に責めて自己嫌悪に陥る必要はありません。
ここで言う加害者意識とは、
「自分は本当に100%正しい被害者だろうか」
「自分の側にも、相手を追い詰めたり、理解しようとしなかったりする『思いやりの不足(梁)』があったのではないか」
と、自分の内面を省みる姿勢のことです。
自分の目から「梁」を取り除くと、「あちらが悪い」というフィルターが取り除かれるため、相手が抱える苦しみの背景がはっきりと見えるようになります。
そうすると、相手の本当の「必要」に寄り添う心の余裕が生まれます。
その時に、にっちもさっちもいかないこの膠着した状況を動かすことができる自由を手に入れられるのです。
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豊かな関係を見いだす者として、今週も神の言葉に導かれつつ、歩んでまいりましょう。
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