今日のみ言葉【No.723】(2013年12月16日)
彼はまた金の燭台十個をその定めに従って造り、
(歴代志下4:7)
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スクールカウンセラーをしていると、若い人たちの成長の速さに目を見開かされます。
夏休み前に問題に直面していた子が、夏休みが明けて秋口にお会いすると、すっかりその問題を克服し、グッと内面が大きくなったのを感じることなどざらにあります。
命あるものは必ず成長するのです。
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モーセからソロモンへと時代が移り、移動式組み立て神殿の「幕屋」から、どっしり土地に根ざした壮大な「神殿」が建てられました。
モーセが神から命ぜられて備えた燭台は1つ。
出エジプト記25章31節以下にその詳細が書かれてあります。
純金1タラントは約30kgですから、ちょっと手で持ったり、テーブルの上に置いたりという感覚の物ではありません。
添付した画像のような大きな物だったでしょう。
しかし時代が進み、
アブラハムの「家族」
↓
ヤコブの「一族」
↓
モーセが率いたイスラエルの「十二部族」
↓
ソロモンの時代には「民族」から更に「国家」へ
と成長していきました。
その証しが、モーセの時代の1つの燭台からソロモンの神殿での十個の燭台なのです。
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クリスチャンも成長し「品格」が醸し出されますが、本格的に出るのは大体四代目からです。
初代クリスチャンに品がないというわけではありませんが、神様を知らずに世の中の試練と苦労をかいくぐってきた過去があるので、いわば
「脛に傷持つ身」
「傷だらけの人生を送ってきた」
というのがその正体です。
ですから、何気ない時に昔の姿がフ〜っと出てきて、周囲も自分も驚かすことがあります。
二代目はクリスチャンホームで育てられるので、大分環境が違います。
生まれた時から神様がいらっしゃることが前提で育ちます。
親と一緒に教会に行き、ミッションスクールに進学すれば、クリスチャンの友達も増えます。
三代目あたりになると、叔父さん、叔母さん、いとこもクリスチャンというように、親戚がクリスチャンという環境になります。
冠婚葬祭もキリスト教式で行われます。
四代目あたりで一族がクリスチャンで埋められ、牧師や宣教師も出てきます。
そうなると、神様に愛され救われていることが当たり前になり、代々伝わる
「雰囲気」
の中で育つので、知らず知らずのうちにクリスチャンの品格というものが醸し出されるようになります。
たとえ初代クリスチャンのあなたが
「過去のある身」
「脛に傷持つクリスチャン」
「一皮むけば何が出てくるか…」
という自分だなー、と思っていたとしても、命あるものは必ず成長しますから、将来、必ず変化が起き、思った以上の収穫があるのです。
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神様から与えられた命を感じる一日として参りましょう。
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