今日のみ言葉【No.649】(2013年 9月14日)

またソロモンは自分の家を建てたが、十三年かかってその家を全部建て終った。
(列王紀上7:1)

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ソロモンは王となった手始めにまず神殿を建てました。

「宮のすべての部分が設計どおりに完成した。ソロモンはこれを建てるのに七年を要した。」
(列王紀上6:38)

神を第一とする素晴らしい信仰です。

しかし、自分の家にはその倍近くの13年かけました。

列王紀上7章にはその豪華な宮殿の様子が書かれてあります。

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神殿に7年、自分の宮殿には13年…。

クリスチャンは自分の生活は放っておいて貧乏な生活をし、教会や神のために捧げ尽くさなければならない、ということではありません。

神は私たちが豊かな生活をすることをお望みです。

「わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。」
(ヨハネ10:10)

「神はあなたがたにあらゆる恵みを豊かに与え、あなたがたを常にすべてのことに満ち足らせ、すべての良いわざに富ませる力のあるかたなのである」
(第2コリント9:8)

しかし、7年と13年では、神を愛する愛と自分を愛する愛の量の違いが示されているのではないでしょうか?

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この7年と13年を一気に逆転させようとすると、必ず失敗します。

罪責感を自分の犠牲で消そうとする行動だからです。

このような人は詐欺にかかりやすくなります。

たとえば、新興宗教の教祖様の

「このペットボトルの水はコンビニで120円で買えますが、私が1週間断食祈祷をしてきよめた水になりました。1万2千円です。安いでしょう。これを飲めばあなたの心がきよめられます。」

などという文句に引っかかるのです。

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真の解決は、まず、神への愛より自分への愛が勝り、神への献金より自分のために使うお金の方が遙かに多いことを認めるのです。

もっと言えば、献金するのはもったいない、人並みの最小限にして、自分の好きな物のためにガバッと使いたい、という自分を認めるということです。

そして次に、その自分が神の前でキリストの十字架のゆえに赦され、生かされていることを知ることです。

7年でも13年でも、何のわだかまりもなく神は私たちに接して下さると知った時から、生きた神との関係が始まります。

それは生きた暖かい関係です。

「よくぞ私を振り返ってくれた!嬉しいよ!」

という神の笑顔と喜びの声が聞こえてくる時です。

この確かな暖かい関係を土台として、自分の生活を一歩でも神の御心に近い方へと変えていけばいいのです。

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7年13年を一気に変えないことです。

神と共に、あなたのペースで進んで参りましょう。

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