今日のみ言葉【No.3256】(2024年 1月 9日)「イエスの主権を認める(3)」

また、人の子に言い逆らう者はゆるされるであろうが、聖霊をけがす者は、ゆるされることはない。
(ルカ12:10)

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緑の草原の中で枯れ草を見つけようとする人がいたら、あなたは何と言ってあげますか。

今日の聖句がとても気になり、

「私はやっぱりゆるされていない」

と結論づける人は、その枯れ草を探している人と同じです。

ゆるしという緑の草がたっぷり差し出されている中で、極めて少数の枯れ草をつかみ、

「人生とはこういうものだ」

と無理矢理自分をがっかりさせて生きるとは何ともったいないことでしょう。

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聖書の中の一文は、それ単独で解釈することをせず、そこまで来た文脈の流れをくみ取って理解しなければなりません。

ここは、前の章の11章14節から続いています。

そこでは、イエス様が奇跡を行う力は悪霊のかしらベルゼブルによるのだと人々は言っていたとあります。

しかし、イエス様は聖霊の力によってしるしと奇跡を行っていました。

それを「悪霊の力だ」と言うことは、聖霊を悪霊と同一視することになります。

これが

「聖霊をけがす」
(ルカ12:10)

ということです。

ですから、この時代のこの人たちが

「ゆるされることはない」
(ルカ12:10)

と言われているのです。

現代に生きる私たちに対して言われているのではなく、当時、この場にいた人たちに対して言われていることなのです。

そこから一般的な適用に移るなら、

「聖霊は、キリストが神の子、救い主であることを示して下さいます。その聖霊を拒絶するということは、キリストの救いを拒絶するということになるので、その人は罪の赦しを自分から拒絶することになり、『ゆるされることはない』という結果となる」

ということになるでしょう。

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ゆるしのメッセージの方を選び取る今日として参りましょう。

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