今日のみ言葉【No.3227】(2023年11月20日)「生活の処方箋(92)『自分をゆるす』」
そこでイエスは身を起して女に言われた、「女よ、みんなはどこにいるか。あなたを罰する者はなかったのか」。女は言った、「主よ、だれもございません」。イエスは言われた、「わたしもあなたを罰しない。お帰りなさい。今後はもう罪を犯さないように」。
(ヨハネ8:10-11)
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心や体が病む原因の一つに、誰かをゆるしていない、ということがあります。
どうしたら、この問題を解決できるのでしょうか。
ゆるそう、ゆるそうと思うあまりに、なかなかゆるせない自分を
「なぜゆるせないのだ」
と責めてしまいがちです。
しかし、最も大切なことは、そうではなく、
「あのように言われ、あのようにされたのだから、とてもゆるすことはできない」
という、自分の本当の心の叫びに対して、
「ゆるせなくて当然だよ。ゆるせないほどつらいのだから」
と、ゆるせない自分を、まず自分でゆるしてあげることが、すべての始まりです。
このゆるす世界を繰り返し繰り返し自分に語りかけ、その世界に浸り続けると、いつしか痛みも緩和され、こだわらない自分、他者も自分もゆるしている自分に気づく日がやってくるからです。
自分の心に語りかけ、このことに思いを馳せてみましょう。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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イエス様は、当時死刑に値する罪を犯した女に対して、
「女よ、みんなはどこにいるか。あなたを罰する者はなかったのか」
(ヨハネ8:10)
と、彼女自身に確かめさせました。
女が、
「主よ、だれもございません」
(ヨハネ8:11)
と、本当に誰もいないことを確認した後、イエス様は、
「わたしもあなたを罰しない」
(ヨハネ8:11)
と言われました。
罪の無いイエス様こそ彼女を罰する資格を持っておられましたが、そのイエス様が彼女を罰しないと言われたのです。
彼女は完全にゆるされ、誰も罰する者はいません。
いえ、まだ一人残っています。
それは彼女自身です。
人々は誰も、そして神の子であるイエス様も罰することをしないのに、もしあなたが自分自身をいまだに
「これではダメだ。私はダメな人間だ」
と自分を責め、自分を罰しているとしたら、それは神の恵みを無視し、ゴミ箱に入れて無駄にしているということです。
そのような人は、今日から心を鬼にして、自分をゆるさなければなりません。
「これでいい。この私でOK」
自分にぴったりのゆるしの言葉で自分をゆるす練習を始めるのです。
それが、自分の本音を見ずに、偽りの人生を送っているところから解放される糸口となります。
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キリストのゆるしという土台の上に、自分のゆるしがあります。
「わたしもあなたを罰しない」と言われたイエス様の言葉を繰り返し自分に語り聞かせ、自分をゆるす一歩を踏み始める今日として参りましょう。
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