今日のみ言葉【No.3201】(2023年10月19日)「ヤコブ対ラバン(2)」
そこでヤコブは人をやって、ラケルとレアとを、野にいる自分の群れのところに招き、
(創世記31:4)
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昭和44年、千葉県松戸市役所で「すぐやる課」が発足しました。
当時の松本清市長(ドラッグストア:マツモトキヨシ創業者)の発案によるものです。
これは、「側溝が詰まって困っている」、「道路に動物の死体があるが何とかしてくれ」など、市民の身近な問題についてすぐに対応できるようにするためです。
いわゆる「お役所仕事」や「たらい回し」ではなく、迅速な解決を図る積極的な姿勢は全国から注目を集めました。
ヤコブは神の命令を聞いた後、すぐに行動に移ります。
もちろん最も重要なことを最初にすべきです。
それは何だったでしょう?
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神の声を聞いた後、ヤコブがすぐしたことは、
「人をやって、ラケルとレアとを、野にいる自分の群れのところに招き」
(創世記31:4)
でした。
彼は神から聞いたメッセージを実行に移すに当たり、まず、自分の家族である妻たちを呼び寄せます。
これは重大な話なので、ゆっくり、じっくり聞いてもらおうとしたのです。
「野にいる自分の群れのところに招き」とはそのためです。
また、これはラバンからの逃亡の話なので、ラバン側に話が筒抜けになっていれば台無しです。
「人をやって」とはヤコブの腹心の部下、口の堅い人を選んで送ったのでしょう。
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ヤコブがラケルとレアに話したことは何だったのでしょう?
彼はまずラバンとの関係の悪化を告げます。
そして、ラバンの彼に対する欺きがあったにもかかわらず、ヤコブ自身は誠実に彼に仕えてきたことを話します。
そのような中で、
「神は彼がわたしに害を加えることをお許しにならなかった」
(創世記31:7)
と、神の守りがあったことを話し、この7年間で急速に裕福になったのも神の力によるものだと説明しました。
そしていよいよ最後に、
「いま立ってこの地を出て、あなたの生れた国へ帰りなさい」
(創世記31:13)
と、御使を通して神からの命令を受けたと二人に伝えました。
これは、自分はこの地を離れ、生まれ故郷のカナンの地に帰ることに決めた、とラケルとレアに告げたということです。
さて、彼女らにとって、今ヤコブから聞かせられたことは、自分の父親への悪口とも受け取れますし、住み慣れた環境から全く別の環境に飛び込む決心があるかどうか迫られたということでもあります。
二人は賛成したでしょうか、それとも反対したでしょうか。
以下、次回に続きます。
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人生には決断の時があります。
神に導かれて、信仰の一歩を踏み出していきましょう。
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