今日のみ言葉【No.3195】(2023年10月12日)「ヤコブの群れが増える(5)」
この人は大いに富み、多くの群れと、男女の奴隷、およびらくだ、ろばを持つようになった。
(創世記30:43)
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「コーラを飲むと歯が溶ける」とか「マクドナルドのポテトは腐らない。きっと特殊なコーティングがなされているのだ」等のフェイクニュースの類いは後を絶ちません。
順調に営業成績を上げている会社に対して、妬み・やっかみを持つ人から悪い噂を立てられるのは、残念ながら世の常です。
ヤコブは神の助けを得て正当に財産を増やしましたが、自分がさも盗人であるかのような噂を立てられました。
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ラバンの企みによって不利な立場に立たされたヤコブでしたが、神が介入され、創世記30章の最終節には、
「この人は大いに富み、多くの群れと、男女の奴隷、およびらくだ、ろばを持つようになった」
(創世記30:43)
と書かれています。
なぜそうなったかというと、その前節で、
「弱いものはラバンのものとなり、強いものはヤコブのものとなった」
(創世記30:42)
からだというのがその理由です。
さらに、「なぜそうなったか」と追いかけていくと、37節から42節までの不思議な行動に行き着きます。
これは、子をはらんだ家畜の視覚に刺激を与えるとその胎児に影響が現れる、という当時の迷信です。
ヤコブはその迷信を信じ、一生懸命に自分なりの努力をしました。
すると、生まれるはずのない種類のやぎや羊が生まれ、彼の思惑通りになりました。
これを、
「強く念ずれば全てその通りになる」
と解釈してはいけません。
実際は神が背後で働いておられ、このような奇跡的出来事が起きたのです。
神はラバンが払わなかった給与を、このような形でラバンの財産から取り出し、ヤコブに与えました。
人生には必ず精算の時があることを覚えましょう。
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さて、7年の間にヤコブは裕福な者となりました。
「この人は大いに富み、多くの群れと、男女の奴隷、およびらくだ、ろばを持つようになった」
(創世記30:43)
彼は何も不正を行わず、ラバンと約束した通りの方法で正当に収入を得、財産を増やしました。
すると、そのように祝福された人に対して妬みを覚え、根も葉もない噂をまき散らす人が出てきます。
ラバンの子らです。
「ヤコブはわれわれの父の物をことごとく奪い、父の物によってあのすべての富を獲たのだ」
(創世記31:1)
と言っているのをヤコブは耳にします。
ここから一挙に物語は展開します。
時が満ちたのです。
ヤコブの忍耐の時は終わり、神の力強い働きが見られる時が来ました。
以下、次回に続きます。
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神の精算の時は必ず訪れます。
誰が見ても公平な精算がなされることを信じ、心に平安をいただく今日として参りましょう。
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