今日のみ言葉【No.465】(2012年12月12日)

わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。
(黙示録18:4)

——————

教会に来ている方々は若々しく見える、とよく言われます。

その理由は、礼拝に来て、毎週1回、人生をリセットできるからではないでしょうか。

人間ですから、感情の起伏があり、失敗もあり、人間関係で傷を受けますし傷つけもします。

しかしそのようなことを引きずらないのです。

「あ〜あ…。」

と思って礼拝に来た人が、

「罪赦されて生きているのだ。神のご計画の内でそれも起きたこと。最善となる。」

と思いがリセットされ、後悔から離れ、新しい気持ちで1週間に入ることができるのです。

-*-*-*-*-*-*-

今日の聖句でも、

「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないように」

とあります。

現実生活を営む上で、世から全く離れた仙人のような生活をすることはできません。

しかし、世俗の生活から離れて、神の言葉を聞くときが必要なのです。

特に、試練や厳しい現実にあっていない時はなおさら必要です。

なぜなら、そのような時こそ、この世の権力や常識に流されやすいからです。

定期的に、毎週1回、必要と感じても感じなくても礼拝を守るという事は、私たち自身を守ってくれるのです。

-*-*-*-*-*-*-

インターネットの通販サイト「アマゾン」で、2012年、妊娠・出産・育児本部門第1位となったのは、『置かれた場所で咲きなさい』です。

著者はノートルダム清心学園理事長の渡辺和子先生。

学長をなさっていた頃、学長である自分の方から

「おはようございます」

とあいさつをしたのに、返事をしない学生がいました。

その時、先生は、

「あ、ここで腹を立ててはいけない。神様のポケットに入った。」

と考えたそうです。

自分の挨拶も微笑みも無駄にはなっていない。ただ神様のポケットの中に入っただけなのだ、考えるのです。

そして、

「神様、好きな時にお使いください。」

と委ねるのだそうです。

そのように、毎瞬々々、心を神様に向け、心を切り替えられる人生の達人を目指していきたいものです。

-*-*-*-*-*-*-

この世の生活から離れ、聖別されたひとときを持って参りましょう。

御言葉,黙示録

Posted by maruyama