今日のみ言葉【No.2829】(2022年 6月 6日)「バベルの塔(2)」
民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。
(創世記11:6)
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「やると思えば どこまでやるさ それが男の 魂じゃないか」
(作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男)
歌手・村田英雄さんの代表曲『人生劇場』の歌詞です。
第2次世界大戦敗戦後の混乱期、そして昭和の高度経済成長期に、人生の応援歌として人々の心を励まし、前に進めてきた歌です。
人間は本当に、「やると思えばどこまでもやる」存在で、正しい方向に行けば頼もしいこと限りなしです。
しかし、聖書では人間は間違った方向にその力を用いたので、神が妨げたと記しています。
それがバベルの塔のお話です。
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人間が
「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう」
(創世記11:4)
とバベルの塔を建設し始めた時、神は、
「そんなことは無理だとすぐわかるだろう」
と放っておいたでしょうか?
聖書に記されている神の言葉は、
「彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう」
(創世記11:6)
です。
つまり、「やると思えば どこまでやるさ」の通りに、人間は神の領域まで手を伸ばしてくることは可能だ、と神は見ておられるのです。
これはある意味、人間は無限の可能性を持っていることを示す明るい材料です。
しかし、罪が入った人間の心は、その可能性を神から離れた方向へと使ってきました。
実際、現代の人類は、遺伝子操作で神しかふれることが許されないはずの生命の領域に入り込み、核兵器の使用で全人類が滅んでしまいかねない領域にすでに入っています。
「彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう」
(創世記11:6)
という言葉は本当なのです。
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人間がこのように力を出せるのは、
「民は一つで、みな同じ言葉である」
(創世記11:6)
とあるように、コミュニケーションがスムーズでお互いを理解することができ、その結果として一致団結できている時です。
そこで神は
「さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」
(創世記11:7)
となさいました。
その結果どうなったかは、次回に譲ります。
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あなたは可能性を持った存在です。
その力を、神の御心に沿って使う今日として参りましょう。
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