今日のみ言葉【No.2723】(2022年 1月18日)「死に対する権威(4)」
そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいる者たちが立ち止まったので、「若者よ、さあ、起きなさい」と言われた。
(ルカ7:14)
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最近は「毒親」とか「親ガチャ」という言葉が流行っています。
生来の環境のせいで現在の否定的境遇があるという見方で、直接子を育てた親がその代表として名指しされているわけです。
自分が選ぶことのできない先天的影響というものは確かにあります。
ところが、それとはまったく反対の現象を教会で見ることがあります。
不登校等の問題を抱えたお子さんが教会に来て、イエス・キリストを信じ、命の源である神につながると、その命が親に逆流し、子を通して親が救われていくというケースを多数見るのです。
命の流れは、逆流であろうが何であろうが進んでいきます。
ナインの町の死の行列に対しても、命は流れ込んでいきました。
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「近寄って棺に手をかけられると」
(ルカ7:14)
とありますが、現代日本の箱型の棺を想像してはいけません。
当時は一枚の板の上に遺体を乗せたのです。
モーセの律法では、棺や死体に触れることは汚れることを意味しました。
「すべて人の死体に触れる者は、七日のあいだ汚れる」
(民数記19:11)
この律法があるので、むやみに棺に手をかける者などいないはずです。
ところが、いたのです。
イエス・キリストです。
「かついでいる者たちが立ち止まった」
(ルカ7:14)
のは当然です。
彼らは驚いたことでしょう。
死者の汚れを自ら負う人がいるなどということは考えられないからです。
しかし、イエス・キリストにあっては、死者の汚れが身に及ぶのではなく、逆にイエス様の方から命が及んでいくのです。
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命の逆流は次の言葉でクライマックスに達します。
「若者よ、さあ、起きなさい」
(ルカ7:14)
創世記で
「神は『光あれ』と言われた。すると光があった」
(創世記1:3)
と同じく、イエス・キリストの言葉によって、その言葉通りのことが創造されるのです。
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「死ぬべきものがいのちにのまれてしまう」
(第2コリント5:4)
という未来があるのです。
キリストを通して、神の命につながる今日として参りましょう。
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