今日のみ言葉(2012年 4月24日)【No.293】
わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。
(ヨハネ16:7)
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これから実際に起ころうとする受難をイエス様が語っていた時、弟子たちはそれを本気にはしなかっただろうと思います。
人間の心は、ショックをじかに受けないように、最初、否認するのです。
「まさかそんなことが起こるはずがない」「何かの間違いではないか」
しかしイエス様が諄々と語られていくうちに、彼らの心は憂いで満たされていきました。
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その弟子たちに対して、今日の御言葉、
「わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。」
が語られたのです。
その理由は、イエス様が地上から去られた後、聖霊なる神が彼らに下りるからです。
イエス様は肉体を取った人間の姿をしておられましたから、人間と同様に時間と空間に制限されていました。
しかし霊なる聖霊様にはその制限はありません。いつも私たちと共におられ、しかも内に住んで下さるのです。
神様がお取り上げになるとき、それは、もっと素晴らしいものを下さる前触れです。
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私はギックリ腰になった時、丸1日は動くことができず、2〜3日苦痛にうめきました。
体の自由が奪われ、動けないことがこんなに苦痛なのかと心底味わいました。
と同時に、その期間、どうしてこんなに私の苦しみを理解し共感してくれる人がいるのかと思うほど、人の愛に囲まれました。
その方々はいずれも過去にギックリ腰を体験した方だったのです。
健康を失い、病を得ることによって、私は健康だった時よりも友人が増えました。
その方々とは本当に心の垣根が無いかのごとく、初めて会った時からスーッとお付き合いできます。
同じ苦しみを持っているからです。
神様は私たちから何かをお取り上げになる時、必ず今以上の素晴らしいものを用意していて下さいます。
今の苦しみの先にある祝福を見て生きていきたいものです。
「神のなされることは皆その時にかなって美しい。」
(伝道の書3:11)
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神の祝福は必ず来ることを思い描いていきましょう。
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