今日のみ言葉【No.2459】(2021年 1月30日)「復活の力を味わう」
わたしたちもまた、新しいいのちに生きるためである。
(ローマ6:4)
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雪国で暮らしていると、朝の挨拶は
「今日は降りましたね」
などという雪の話題で始まります。
ところが、相手をよく見て言葉を選ばなければなりません。
私の場合は雪が降らないほうが楽なので、うっかり
「今年は暖冬でいいですね」
などとスキー場関係者の方に言ってしまったら大変です。
逆に私がその人から
「今年は雪が多くて経営が順調です」
などと言われたら、雪片付けで疲労困憊している私はあまりその話には乗れません。
暖冬にも厳冬にもそれぞれ神の恵みがあるのです。
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神を信じ、イエス・キリストの十字架と復活を信じてクリスチャンになった者は、キリストの命をいただいて新しく生きるのです。
「すなわち、わたしたちは、その死にあずかるバプテスマによって、彼と共に葬られたのである。それは、キリストが父の栄光によって、死人の中からよみがえらされたように、わたしたちもまた、新しいいのちに生きるためである」
(ローマ6:4)
人生は死で終わりではありません。
死という終着駅に見えていた地点の向こう側に復活があり、神の栄光に満ちた世界で永遠に生きる約束が与えられています。
キリストを知らない人生は死で終りですから、最後の閉店セールが目標のようなもので、それに合わせて現在の人生を生きるという生き方にならざるをえません。
しかし、イエス様を救い主と信じた者には永遠の命が与えられているのですから、
「もうダメだ。終りだ」
の先に復活があり、神の祝福があるのだという新しい生き方が与えられています。
ですから、この地上生涯では、天国を先取りし、天国での生き方を今のうちに練習しておくことが新しい生き方です。
「だから、わたしたちは、あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか」
(ヘブル4:16)
恵みの御座は今近づいて良いのです。
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具体的には、否定的状況に見えるところに肯定的状況を見出していくことです。
先日、この厳寒で私の実家の水道が凍り、工事しなければならなくなりました。
ところが、水道を止める止水栓は雪の山の下。
「困ったなぁ〜」というのが本音。
人力ではとても無理なので、業者さんを呼んで除雪してもらうことになりました。
除雪車を操作する彼は嬉しそうな顔でニコニコしています。
私にとっては大変な問題が、彼にとっては雇用と収入になっているのかな、と内心思いながら、私の気持ちも明るくなっていくのを感じました。
もちろんこちら側が料金を支払うのですが、今回の出来事は全部真っ暗闇ではなく、まず、彼には良いことであり、そして、きっと私たちの側にも良い面があるに違いないと、神様から励ましの力を受けました。
そうやって、少しずつ天国を見ていく練習をするのです。
そのことによって、私たちの霊的視野は広くなり、さらに先の方まで希望が見えるようになっていくのです。
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今生きている中で、復活の力を味わう新しい生き方をして参りましょう。
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