今日のみ言葉【No.2442】(2021年 1月 9日)「神の愛を見つめる」
あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。
(ローマ12:2)
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2021年最初のジョークです。
「臨時ニュースを申し上げます。コロナ禍の中でも東京オリンピックを行うと日本政府は正式決定しました。ただし、皆様のご心配に配慮して無観客開催となります」
「あっ、続報が入りました。政府はさらに万全を期して、無選手開催とするそうです…」
人の目を気にするあまり、これでは本末転倒ですね(笑)!
この世で周囲と協調して生きることは、愛という観点からおすすめできることですが、時には妥協せずに信仰を貫き通すことが必要です。
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聖書は
「あなたがたは、この世と妥協してはならない」
(ローマ12:2)
と、はっきりと命じています。
これは、この世と縁を切れと言っているのではありません。
ローマ人への手紙では、1章から11章まで教理的な事柄が述べられ、それを生活に実際に適用するにはどうしたらいいかが12章以降で述べられています。
11章までに罪人を救う恵み深い神の姿が描かれ、それゆえ、その神の愛に応答して神に従う道を歩むようにと12章以降があるのです。
ですから、
「何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知る」
(ローマ12:2)
ということが大事になります。
妥協とは周囲の目を気にして自分の行動を変えることですが、妥協しない生き方とは神の愛に目を止め、それに応答しようとする生き方なのです。
目の付け所を人に置くか神に置くか。
今年1年の方向を定める基準の御言葉ではないでしょうか。
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かつてアメリカの開拓時代、牛は野で放牧され、持ち主の焼印が押されていましたが、それを免れる牛がいました。
これを英語で「マーヴェリック」(maverick)と言い、群れと一緒に行動することをせず、生来の環境と違う場所に踏み出す性格の牛なのです。
規格外で厄介者だとお思いになりますか?
ところが、群れの生死を分けるのがこの牛なのだそうです。
マーヴェリックのいない群れは、野の寒風に背中を向け、頭を下げ、身を寄せ合い、嵐の中で生き残ろうとします。
残念ながら、このようにして凍死する群れもあったそうです。
しかし、群れから離れ、寒風に顔を向け、新しい牧草地を発見しようと冒険するマーヴェリックのいる群れは、嵐の中、彼が見つけたシェルター(避け所)に導き入れられるのです。
この世と調子を合わせずに、神の愛を見出そうと努める者は、やがての時に命を与える存在となるのです。
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1年の初め、心を新たにすることによって、造りかえられ、生ける神の導きを見出す生き方をして参りましょう。
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