今日のみ言葉【No.2416】(2020年11月28日)「不可能を可能に」
見よ、あなたの神、主はこの地をあなたの前に置かれた。あなたの先祖の神、主が告げられたように、上って行って、これを自分のものとしなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。
(申命記1:21)
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宅配ピザはどの店でも8等分に切られて届けられます。
なぜ3等分や7等分ではないのでしょうか?
切り方の簡単さや見た目の美しさもあるでしょうが、8等分が経験的に一番食べやすいからなのでしょう。
大きいものは分割して自分のものとするのです。
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古代イスラエルの民は、モーセに率いられ、いよいよ約束の地、カナンを目前としました。
「見よ、あなたの神、主はこの地をあなたの前に置かれた。あなたの先祖の神、主が告げられたように、上って行って、これを自分のものとしなさい。恐れてはならない。おののいてはならない」
(申命記1:21)
ここで彼らは全員で一気に入ることはせず、
「われわれは人をさきにつかわして、その地を探らせ、どの道から上るべきか、どの町々に入るべきかを、復命させましょう」
(申命記1:22)
と、先に偵察隊を出して探らせることにしました。
各部族の代表12人は40日間に渡って調査し、その報告を元にして具体的計画を作成し、実行しようとしたのです。
解くのに難解な大きな問題が与えられた時には、実行可能な小さい問題にまで分割すること。
これが彼らの解決策であり、不可能に見えることを可能とするための方法です。
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1960年代中に人間を月に送る、という不可能に見える目標を建て、それを実行に移したのはアメリカのケネディ大統領です。
マクドネル・ダグラス社の社長ウォルター・バーク氏は大統領から電話を受け、
「我々は人間を月に送る力のあるロケットが必要だ。それは不可能だという説明はすでに聞いている。しかし、この目標を達成するために問題を解決してくれないか」
と頼まれました。
社長はこの不可能と見える宿題にどこから取り組んだのでしょう?
彼はこう言います。
「私は随分昔に、大きな問題は実際は多くの小さな問題の集合体に過ぎないことを学びました。ですから、不可能な問題に取り組む方法は、問題を小さく分け、その小さな問題を一つずつ解決していくことです」
1969年7月20日、人類が最初の月面着陸を成し遂げた背後には、このような努力があったのです。
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あなたが実際にこのことをやり始めると、小さな問題は次々と解決できますが、最後に頑固な問題が一つ残ることを体験なさるでしょう。
つまり、表面的な症状に振り回されていた時が終り、根本的原因が見え出すのです。
そこに努力を集中させます。
不可能が可能になったと言われる出来事はそうやって生まれるのです。
その最後の一つは、あなたの下すべき決断かもしれません。
また、あなたの忍耐の欠如であったり、否定的見方をしていたこと、あるいは、先入観かもしれません。
いずれにしても、問題の本質が見えるまで、あなたなりに徹底的に問題を分割し、最後の一つは神の力によって解決できると信じて取り組むのです。
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恐れずに神の課題に取り組み、できそうもない問題にチャレンジする一日として参りましょう。
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