今日のみ言葉(2011年6月29日)【No.101】
「わたしはいにしえの日を思い出し、あなたが行われたすべての事を考え、あなたのみ手
のわざを思います。」
(詩篇143:5)
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東日本大震災で各携帯電話会社から提供されていた災害用伝言板が、明日6月30日で終了
するそうです。
4カ月近い運用期間を経て利用件数も少なくなったから、という理由ですが、一つの節目
を迎えたような気がします。
2011年の半分が過ぎようとしているこの時、今年なされた神のみわざを思い出すちょうど
良い時なのではないでしょうか。
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今日の聖句は過去に行われた神のみわざを思い起こすことを勧めています。
その理由は旧約聖書の出エジプト記を読むとわかります。
モーセに導かれ荒野で生活したイスラエルの民は何度も不平を言いました。
水がない、食べるものがない…。その度毎に神は民の必要を満たされ、神が共におられる
ことを奇跡を通して示されます。
ところが、イスラエルの民はそのことから学びませんでした。その後、同じように水がな
い状況に出会うと、
「神様が今度も助けて下さる」
とは思わずに、
「これでは死んでしまう。どうしてくれる!」
と指導者モーセと争い出すのです。
人間は目の前に必要なものが見えないとパニックを起こしやすい存在だからです。
目の前に見えるものがないと、あの時もこの時も神が助けて下さったという恵みが吹っ飛
んでしまうほど人間は弱い存在です。
だからこそ、自分の人生に神様がなして下さったみわざを思い起こすことが必要不可欠な
のです。
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山形市で田中信生師の講演会を開催し、今年で21回目が終わったばかりです。21年間続け
られました。
不思議なことに、講演会の1〜2週間前には必ず予想外のトラブルが起きます。また、講演
会とは全く関係のない相談の電話が急に増えます。
そして講演会が祝福の内に閉じ、トラブルや相談に応じる時間ができると、ぴたりと電話
が鳴らなくなります。
毎年このパターンが続くので、私はこう思うようになりました。
「ああ、サタンが講演会の祝福を得させまいとして今から妨害しているんだな。それほど
今回も祝福は大きいのだな。」
ですから、トラブルが起きれば起きるほど、そして電話の相談に時間が割かれ、講演会の
準備に充てる時間が無くなってプレッシャーがかかればかかるほど、
「あの時もそうだった。この後、祝福は波のように押し寄せる。」
と笑顔が湧いてくるのです。
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あの時もこの時も与えられた神の恵みを心に覚える一日を過ごしましょう。
※「今日のみ言葉メール」を皆様にお送りして、昨日でちょうど100回目でした。
100回分をまとめたMSワード形式のファイルがあります。
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費用は無料ですのでお気軽にお申し付け下さい。
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