今日のみ言葉(2012年 2月7日)【No.238】
「イエスは、さまざまの病をわずらっている多くの人々をいやし、また多くの悪霊を追い出された。また、悪霊どもに、物言うことをお許しにならなかった。彼らがイエスを知っていたからである。」
(マルコ1:34)
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イエス様は宣教の初め、カペナウムの町で目覚ましい神のわざをなさいました。
多くの人の病を癒し、悪霊を追い出されたのです。
この力の源は早朝の祈りでした。
「朝はやく、夜の明けるよほど前に、イエスは起きて寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた。」
(マルコ1:35)
神の子のキリストさえも天からまず受けなければ力を発揮できなかったのです。
まして私たち普通の人間は、与えるばかり、働くばかり、尽くすばかりではカサカサに干からびてしまいます。
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イエス様のように、朝早い時間帯を確保し、御言葉を読み、祈り、神が共に歩んで下さる確認ををしてスタートすることが最高の一日を送る秘訣です。
しかし、はたと気づいた時にはもうお昼前、ということもあります。
その時に自分を責めず、投げ出さず、その瞬間に悔い改めて祈るのです。
神は野原に残した99匹の羊より、1匹の迷い出た羊が帰ってくるのを喜ばれます。
ですから、神に方向転換して「悔い改めます」と祈った後の午後の時間は、グンと盛り返すのをあなたも体験されるでしょう。
無駄に過ごしたように見えた午前中の時間も、神様がお取り扱われ、生かして用いて下さいます。
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一日の終わりに、「きょうは神様にあっちに行ってもらっていたなあ…」と気づいた時はどうなのでしょうか?
神は私たちが悔い改めるならいつでも祝福を与えて下さいます。
ルカによる福音書にこのような記事があります。
キリストが十字架に付けられた両側に、重罪人が一緒に磔にされていました。
片一方はイエス様を罵るばかりでしたが、もう一方の重罪人は自分のせいでこうなったのだと罪を認め、イエス様にこう言ったのです。
「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください」
それに対してイエス様はこう答えられたのです。
「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」
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どうしようもない一日を送ってしまった、と深夜寂しく思うなら、その場を悔い改めの方向転換の場としましょう。
その時に肝心なことは、
「絶対に明日は今日のような間違いをしでかさない。明日は真面目に行きよう。」
という強い決心をしないことです。
そうやって自分で自分を変えようとしてきたので、変わらないで今日まで生きてきたのです。
あの十字架につけられた犯罪人のように、身動きできない自分であることを認め、この状況をイエス様にゆだねましょう。
そして、「パラダイスにいる」と言われたイエス様の言葉に従うのです。
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具体的な方法は、寝る前に今日一日の「良かったなー」と思うことを10個数え上げるのです。
良いことなど思いつくはずがありません。なぜなら、今日はダメな一日だったからです。
そう信じ込んでいるので、ダメだったことしか見ていません。
しかし、
「まずこうやって布団に入って寝ることができるだけでも良かったのではないか」
と、あの震災直後の時を思い浮かべながら、ぐっとハードルを下げて、「良かった探し」をするのです。
3つまでは何とか探せるでしょう。
10個探せとなると拷問に近くなります。
通常、10探す前に寝てしまいます。
見えなかった神の働きがあの時あったのだと気づかされ、一つの「良かった」を認めるたびに心と体が解きほぐされ、癒されていくからです。
人生の最後の最後で神を認めた人に、「あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいる」と言われたごとく、私たちも一日の最後にパラダイスに入る恵みが与えられているのです。
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今日も神の力と癒しを受け取って参りましょう。
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