今日のみ言葉(2011年12月14日)【No.201】
「あなたの目は、まだできあがらないわたしのからだを見られた。わたしのためにつくられたわがよわいの日のまだ一日もなかったとき、その日はことごとくあなたの書にしるされた。」
(詩篇139:16)
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今日の聖句が語っていることは、人生は素晴らしいということです。
なぜなら、あなたを造られた方がいらっしゃるからです。
聖書は、あなたという存在が偶然できあがったのではなく、あなたを愛し、あなたを創造した方がおられると語っています。
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造り主である神は、あなたの人生に計画・脚本を用意されています。
「わたしのためにつくられたわがよわいの日のまだ一日もなかったとき、その日はことごとくあなたの書にしるされた。」
というのは、あなたが生まれる前から人生の計画を神様は用意しておられた、ということです。
誰の人生にも脚本があります。
しかしそれは、あなたが不幸になるためのものではありません。
造り主は「こう生きれば素晴らしくなる」と、あなたが喜んで生きることができるような役割を、その脚本の中に用意しているのです。
人生は舞台、あなたは名優なのです。
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しかし、人生の軌道修正が必要な時があります。
神が用意された道から外れる時があるのです。
それは自分の人生に感謝できなくなった時です。
他人の人生をうらやみ、「あの人のようになれば幸せになれる」と自分の人生の役割ではなく、他人の人生を生き始める時です。
するとどうなるでしょう?
用意された脚本と違った役割を演じ出すのですから、周りの俳優さんとセリフが合いません。人間関係のすれ違いを感じ出します。
つかの間の華やかさを味わうことができるかもしれませんが、「これをやっていて良かった」という大地にしっかりと根を張っている充実感は得られません。
人前で常に背伸びをしている人生ですから、家に帰って一人になった時の落差が激しいのです。
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自分でない自分を演技している、と感じたら、どうしたらいいのでしょうか?
聖書は、「もう一度私のところに戻っておいで」、と語っています。
「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」
(マタイ11:28)
あなたの人生に最善の計画を持っておられる造り主は、軌道修正しなさいと語るのです。
絶望や悲しみの中にいても、もう一度神の元に帰ってやり直すことができる。
これが十字架で私たちの罪を身代わりに受け、あなたに新しい命を与えるキリストの福音です。
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あなたは今どこにいらっしゃいますか?
造り主の元に帰り、そこから新たに出発して参りましょう。
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