今日のみ言葉【No.1859】(2018年10月18日)「 再臨(3)」

わたしは、すぐに来る。あなたの冠がだれにも奪われないように、自分の持っているものを堅く守っていなさい。
(黙示録3:11)

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「アドベントをどう説明したらいいのでしょうか?」

というご質問を受けました。

今はインターネットで検索すれば何でもすぐ答が得られる時代ですが、書いてある通りに説明して、果たして相手がわかるかどうか甚だ疑問です。

大体言っている私たち自身も理解していないことの方が多いのですから…。

やはり自分が理解し、納得できたものだけが相手に通じるのです。

そこで、しばらく話のやりとりをして、

「クリスマスを迎えるための準備期間です」

というところに落ち着きました。

救い主のご降誕をお祝いするクリスマス。

それを指折り数えて楽しみにして待つ4週間。

クリスマスが待ち望まれているように、キリストの再臨もまた待ち望まれるべきものです。

クリスマスは人間に救いを与える神の愛の表れであり、キリストの再臨はその救いを完成させる神の愛の表れだからです。

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イエス・キリストは

「わたしは、すぐに来る」
(黙示録3:11)

と言い残されましたが、まだ来られていません。

人間の「すぐ」という感覚と神の思いとは異なっているのです。

しかし、再臨は「すぐ」起きておかしくないことであり、いつ起きるのかは誰にもわかりません。

今日になるのかもしれませんし、もう2000年待つ必要があるのかもしれません。

キリストがもう一度来られるまでに私たちがするべきことは、

「あなたの冠がだれにも奪われないように、自分の持っているものを堅く守っていなさい」
(黙示録3:11)

ということです。

それは、キリストを信じることによって得られた永遠の命・天国への希望を奪われることのないよう、自分の持っている信仰を堅く守って生活するということです。

それは必ずしもこの世で成功者となることを意味しません。

「あの人は信仰がしっかりしているから経済がうまく回っているのだ」

という考え方は持たないほうが良いのです。

信仰の確かさと収入の多さに相関関係はないからです。

信仰を堅く守って生活するとは、神の御心の方向を向き、その方向に向かって生きようとしているかどうかです。

その生きる姿勢を神は評価され、終わりの日、再臨の日に報酬を受けるのです。

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あるお父さんの話です。

子供たちが兄弟げんかをしているのを見たので、お父さんは子ども部屋に行き、叱り、泣いている子を慰めたり励ましたりしました。

そして、散らかっているおもちゃを片付けるようにと後片付けを命じました。

子供たちは泣き止み、自分たちで片付けようとしますが、どうしてもきちんとはできません。

お父さんは頃合いを見計らって、もう一度子供たちの部屋に行き、これはここ、あれはそこ、と一緒に片付け、部屋をきれいにしました。

父なる神様がキリストをもう一度地上に遣わすとはこのようなことなのです。

救いの完成。

その神の愛の表れが再臨です。

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再臨を待ち望む思いを持ち、御心に励む今日として参りましょう。

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