今日のみ言葉【No.1856】(2018年10月15日)「 再臨(2)」

すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。
だから、あなたがたは、これらの言葉をもって互に慰め合いなさい。
(第1テサロニケ4:16、18)

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映画の予告篇(トレイラー)は1〜2分の短い時間の中に極めつけの良いシーンばかりを詰め込んでいます。

私たちはそれを見て本篇の映画が封切られる日をワクワクしながら待ち望みます。

キリストの再臨を信じて生きる人生はこれと似ています。

再臨を知らせる聖書箇所が映画の予告篇に当たり、私たちはその日を待ち望みながら現実の生活を送るのです。

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イエス・キリストがもう一度この地上にやって来られることを再臨と言います。

「すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる」
(第1テサロニケ4:16)

来られる目的は、罪の裁きと罪ゆるされた者の救いを完成させるためです。

ですから、神の前で自分の罪が解決されていない者にとって、映画の宣伝文句風に言えば

「地球滅亡の日」

「人類に下される最後の審判の時」

となり、大変恐ろしいものとなります。

しかし、神の御前で自分が罪人であることを認め、キリストの救いを心に受け入れた者にとっては

「祝福に満ちた望み」
(テトス2:13)

です。

神の正しい裁きが下されることで、「悪は懲らしめられ、正義が勝つ」という本当に映画そのものの現実が目の前に出現するだけでなく、もはや何ものにも脅かされない平和な世界を生きるようになるからです。

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さて、その再臨が来るまでの今の生活をどう生きればよいのでしょうか。

聖書はこう語っています。

「だから、あなたがたは、これらの言葉をもって互に慰め合いなさい」
(第1テサロニケ4:18)

必ずイエス・キリストはもう一度地上に来られることを信じ、その希望を持ってお互いに慰め合い、励まし合って生活しなさいということです。

先ほどの映画にたとえればこういうことです。

単純に本篇の長さを100分、予告篇を1分とすると、予告篇の100倍の祝福が待っているので、それを励みにして生きなさいということです。

また、逆方面から考えると、現実の生活で

「これは神の御心だ」

とスッキリと思える出来事は1%だけで、99%は私たちの苦労や努力を必要とする日常生活であり、もしかするとその中のいくつかには悪魔がしでかした理不尽な出来事が混じっているかもしれないということです。

キリストの再臨を信じて生きる生活とは、その1%の予告篇を心に暖めながら、99%の寒い日々を慰め合い、励まし合いながら生きるということです。

1%ですから、神の御心がすんなりと通る方が珍しいのです。

しかし、やがてそれが100%当たり前の時代が来ると信じ、それに備えて今を生きるのが再臨を知って生きるクリスチャンの生活です。

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神が与える希望の光を心の中に灯す今日として参りましょう。

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