今日のみ言葉【No.1827】(2018年 9月 4日)「 種まきのたとえ(4)」

ほかの種はいばらの中に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまったので、実を結ばなかった。
(マルコ4:7)

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クリスチャンは静かな讃美歌だけを歌っているのではありませんよ。

試しに「現代キリスト教音楽」の英訳「Contemporary Christian Music」でインターネット検索してみて下さい。

ゾロゾロ出てくるのはビートの聞いたロックです!

ゴスペルやワーシップソング等々、クリスチャンミュージックの世界はずいぶん広がりました。

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しかしそれでもクリスチャンの音楽はマイナーで規模は小さいです。

この世の音楽をしていたほうが武道館を満員にするコンサートができる確率は圧倒的に高いでしょう。

ですから、自分の才能を伸ばしたいと願う人が、

「キリスト教世界に限定してしまったら自分は小さいままで終わってしまう…」

という危機感を持ち、この世の方面に向かったとしても当然です。

私はそれが罪だとか、その人が悪人だとかは思いません。

神はこの世で経験したことを、後にきよめて大いに用いてくださると信じているからです。

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ただし、イエス様のこの御言葉を心に止めて置かなければなりません。

「また、いばらの中にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞くが、世の心づかいと、富の惑わしと、その他いろいろな欲とがはいってきて、御言をふさぐので、実を結ばなくなる」
(マルコ4:18-19)

この世の音楽でも勉強でもビジネスでも、その方面に手を出したら失敗するというのではありません。

現実の世界を見てみると、成功しているミュージシャンは沢山おり、むしろ音楽家ほど慈善活動・チャリティーを熱心に行い、多くの実を結んでいるように見えます。

しかし、イエス様がおっしゃる

「御言をふさぐので、実を結ばなくなる」

というのは、神が求める実です。

人は自分の実をこの世で結ぶことができますが、神の実は御言葉を聞き、それに従い、神につながっている時にのみ結ばれます。

ところが、

「世の心づかいと、富の惑わしと、その他いろいろな欲」

というものが御言葉を聞いてその通りに行おうとするあなたを邪魔するのです。

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神が求めておられるのは次のことです。

「主のあなたに求められることは、ただ公義をおこない、いつくしみを愛し、へりくだってあなたの神と共に歩むことではないか」
(ミカ書6:8)

この世の一時的な実ではなく、永遠に続く神の実を結ばせていただきたいものです。

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