今日のみ言葉【No.1703】(2018年 2月14日)「 軽やかに生きる」
愛をもって互に仕えなさい。
(ガラテヤ5:13)
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かつて折りたたみ式の携帯電話が全盛だった頃、技術者たちは1グラムでも軽くするために全精力を注いでいました。
一方、そのケータイを使う女子高生は300グラムのストラップをつけて使っていました!
笑えない本当の話です。
技術者目線でなくユーザー目線で見ていたら、ストラップをつける部分を2個所にする方向で開発が進められていたことでしょう。
私たちも人間の目線ではなく、神様目線で見ていくときに正しい道が見えてきます。
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人は「棚ぼた式(棚からぼた餅)」の祝福を求めます。
特に何もしなくても、自分にとって都合の良いように事が運ばれるというものです。
すると、「何かいいことないかなあ…」と天を見上げるだけの視線になります。
しかし神の視線は
「愛をもって互に仕えなさい」
(ガラテヤ5:13)
という横向きの水平視線です。
もちろん垂直的に神の祝福が降ってくることはありますが、聖書を通して私たちが知る神の方法は、教会を通して祝福を広げるやり方です。
教会は神に呼び集められた人々の集まりであり、キリストの十字架によって罪赦されたと信じる者の群れです。
まず愛の神の祝福を味わった者が、その応答として神に何か感謝の気持を表したい。
それが「人に仕える」という形で表されることを神は望んでおられるのです。
あなたが義務としてでなく、愛を基とした仕えるしもべとなる時、人生の新しい局面が広げられていきます。
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今や日本は人生百歳時代。
20歳で成人してから60歳までの40年間が前半生で、60歳から100歳までの同じ40年間が後半生だと言われています。
T兄は一度も赤字を出さない有能な社長として前半生を乗り切ってきましたが、家族の問題や経営上の様々な試練の中を通らされました。
彼は60歳を機に洗礼を受けられ、次の40年の人生を神と共に歩む方向に定めました。
T兄はこう考えました。
「利益を出して存続することが会社の使命だが、それをどう使うことが最高の使い方なのか?」
そして
「死に金ではなく、生き金にしたい」
という自分の心の奥の願いを発見し、社長を退き、奨学金団体の奉仕を始められました。
企業戦士の鎧兜を脱いだ彼は、仕えるしもべとして軽やかに後半生を生きておられます。
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人に仕えるしもべとして生きる人生は、苦しいように見えますが、実は軽々と生きられる人生です。
神の御心の通り、愛をもって互いに仕え合う今日として参りましょう。
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