今日のみ言葉【No.1011】(2015年 3月24日)
あでやかさは偽りであり、美しさはつかのまである、しかし主を恐れる女はほめたたえられる。
(箴言31:30)
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ご婦人の集まる聖書研究会で、イサクのお嫁さん候補(後のリベカ)を探しに行ったしもべの話をした時のことです。
彼はアブラハムのしもべの中で最も年長でした。
この人のような人生の経験者ならこういう女性を選ぶだろうな、と私は思い、ある有名人の写真を用意して皆さんに見せました。
誰あろう、北斗晶さんです。
あの「鬼嫁」で売り出した元女子プロレスラーの方で、好感度抜群。テレビCMでもよくそのお顔を拝見します。
実は私は半分本気で、しかし半分笑いを取るために彼女の写真を出したのですが、その場にいた全員、
「その通り」
と真剣に納得されたのにはびっくりしました。
男性の私からすれば、家へ帰れば最新の「オール電化」ならぬ鬼嫁が待つ「かかあ天下」の日々しか見えず、恐れます。
しかし、同性の女性の方々は見事に結婚の本質を捉えていたようです。
「あの人なら間違いない」
これは主婦として実際の生活を長年続けてこられた皆さんが共通して下した評価でした。
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箴言には悪い女性の例がたくさん記され、その罠に陥らないようにと警告が発せられていますが、最終章では見本となる女性の姿が記されています。
それは10節以降に見られます。
「だれが賢い妻を見つけることができるか、彼女は宝石よりもすぐれて尊い。」
(箴言31:10)
「力と気品とは彼女の着物である、そして後の日を笑っている。」
(箴言31:25)
ここを読むと、男性側からすれば、「こんな奥さんがそばにいる夫はさぞ幸せだろう」と思います。
しかし、女性側からすればどうでしょうか?
もちろんその通りだと思われるでしょうが、同時に、
「自分がこの人と比べられたら大変だ」
「聖書に書いてある通りの賢い妻を要求されたら、息が詰まる」
と思われるのではないでしょうか。
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箴言の最終章は、第1章と同じ言葉で締めくくられています。
それは、
「主を恐れる」
ことです。
「あでやかさは偽りであり、美しさはつかのまである、しかし主を恐れる女はほめたたえられる。」
(箴言31:30)
始まりの第1章では
「主を恐れることは知識のはじめである」
(箴言1:7)
とあり、最終章でも
「主を恐れる女はほめたたえられる」
とあります。
良き嫁、賢い妻になろうとしても、そうそううまくなれるものではありません。
それはあくまで結果です。
主を恐れること。
神を恐れて、一歩も二歩も後ろに下がって神を第一として生きることによって、箴言最終章のような実を結んでいくのです。
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よく、「男性は結果を重視し、女性はプロセスを重視する」と言われます。
男性の場合、人間関係のゴタゴタが多少あるにしても、仕事の結果が良ければ、「シャンシャン」と手を打って終わりにできます。
しかし女性の場合、終わりが良くても、その過程の人間関係で気まずさがあると、とても満足はできません。
ですから、「同じ思いでいる」「共感できる」ということが確認できなければ、確認できるまで突っ込みたくなり、それがまた相手との関係をこじらせることとなったりしますが、気がおさまらないのでどうしようもありません。
Yさんは最近Aさんが自分に対して冷たい態度をとっているように感じました。
同じグループの集まりにAさんは顔を見せなくなりました。
電話やメールで連絡をとっても、以前と比べてそっけない態度で返しているように感じます。
「なにか私が気に障ることでもしたのだろうか」
「知らないところで迷惑をかけたのだろうか」
そう思うと、一気に不安が増してきます。
しかし彼女は神を恐れることを学んでいました。
「何事にも神様のご支配がある。神様の知らないところで起きていることは何もない。神様のご計画の中でこのことも進んでいるのだろう。」
そう自分に言い聞かせ、祈りの中でAさんのことをゆだねることにしました。
すると不思議なことに、Aさんの消息を知らせる情報が寄せられてきました。
彼女はあちらこちらのグループに参加し、ご自分の人生の課題を解決しようとされていたことがわかりました。
Yさんは、自分の不安を解消するために
「どうしたの?なんかあったの?私に悪いことがあったら言ってね」
と危うく言いそうだったところを、神様に救われたと感じました。
主を恐れること。これが救いの第一歩です。
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今日も神の知恵である「主を恐れる」歩みをして参りましょう。
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