今日のみ言葉【No.3810】(2025年12月25日)「クリスマス特別号『主の知らせを見る』」
御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互に語り合った。
(ルカ2:15)
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かつて情報は「耳」から聞く時代がありました。
人々はラジオの前に集まり、スピーカーから流れる「声」に耳を傾けました。
次に 「目」の時代となり、テレビの普及によって情報は「耳で聞くもの」から「目で見るもの」へと変化しました。
そして現代は、 「指」の時代と言えましょう。
インターネット検索によって、情報は「与えられるもの」から「自ら取りに行くもの」に変わりました。
やがて数年以内に、情報はAIによって自動化・最適化される時代に入ります。
私たちが得ようとする前に、AIエージェントというプログラムが興味がありそうな情報を提示し、「対話」を通して情報を選ぶ時代になると言われています。
しかし、「情報として知っている」ことと、「自分のものとして見る(体験する)」ことの距離は、むしろ広がっているかもしれません。
今から2000年前の羊飼たちは、救い主誕生の知らせを耳で聞き、足を運んで目で見ることによって、確信を得て、喜んで帰ることができました。
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御使は羊飼たちに、こう告げました。
「きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」
(ルカ2:11-12)
彼らは耳で聞いたこの「知らせ」を、ただの「情報」として終わらせず、
「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」
(ルカ2:15)
と互いに語り合って、幼な子を探しに出かけました。
彼らは、与えられた言葉を「自分への問い」として受け止めたのです。
耳で聞いた「知らせ」を、自らの目で「見る」ために立ち上がること。
この「聞く」から「見る」への飛躍こそが、信仰の本質であり、人生を根底から変革するエネルギーの源なのです。
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羊飼たちはなぜ行動を起こせたのでしょうか?
それは彼らが最も低い立場にいたことを知っていたからです。
ヨセフとマリヤは、人頭税を集めるというローマ帝国の命令に従わざるを得ず、身重のマリヤはナザレからベツレヘムへ移動し、住民登録をしなければなりませんでした。
羊飼いたちは、納税の期待すらされないほど貧しい、社会の底辺に置かれた人々でした。
その彼らに、天の御使からの声がかかったのです。
琵琶湖が2000もの河川から水を集められるのは、最も低い場所に位置しているからです。
最も低い立場の羊飼だからこそ、神の恵みを存分に受け、それをただ一つの出口に集中したからこそ、彼らは真夜中に、自分たちが飼う羊を残してでも、救い主を探しに出かけるエネルギーを得たのです。
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現代の私たちは、何でも検索すれば「答え」が得られる時代に生きています。
イエス・キリストについても、聖書についても、検索すれば何万という情報が得られ、多種多様な解説が表示されるでしょう。
しかし、それはまだ「耳で聞いている」段階です。
「知らせ」を耳で聞き、そして目で見ること。
さらに祈りという対話を通して味わうこと。
それがあなたのクリスマスをまったく新しいものへと変えていきます。
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あえて姿勢を低くし、飼い葉桶の中に生まれた幼な子のキリストを見つめる時を持って参りましょう。
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