今日のみ言葉【No.3543】(2025年 1月11日)「生活の処方箋(199)『祈り』」
しかし主よ、わたしはあなたに祈ります。神よ、恵みの時に、あなたのいつくしみの豊かなるにより、わたしにお答えください。
(詩篇69:13)
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NHKの名アナウンサーとして知られた草野満代さんは、アナウンサーをやめても良いと思ったほどの感謝に出会いました。
それは、NHK特別番組の中で、指揮者の小澤征爾さんとノーベル賞作家の大江健三郎さんが、
「今、世界で一番大切なことは『祈り』です」
と語った一言でした。
「祈り」、それは、世界に大きな遺産を残しました。
ベートーベンは、亡くなる4年前に「祈りの音楽」と呼ばれる、荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)第9交響曲、弦楽四重奏曲第131番を書き残し、「荘厳ミサ」の楽譜の上には
「祈らなければならない」
と記されていました。
ミケランジェロは、その生涯の中で幾度も「ピエタ」を制作しました。
どの解説も、一彫り一彫りが祈りであったと記しています。
人を生かすもの、それは神への感謝、「祈り」のようです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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自転車が何の支えもないのに倒れないのはなぜだろうと、物理学の理論をいくら学んでも自転車には乗れません。
実際に自転車に乗り、ハンドルを握ってペダルを踏み、グラグラとして危ういところを乗り越えて、初めて自転車の乗り方を知ります。
そのように、祈りは祈ることを通して知られます。
詩篇の記者は祈りました。
「しかし主よ、わたしはあなたに祈ります。神よ、恵みの時に、あなたのいつくしみの豊かなるにより、わたしにお答えください」
(詩篇69:13)
彼は窮地に追い込まれ、ただ祈るしかない状況で祈らされたのです。
あなたも同じような場面に立たされたことが幾度かおありでしょう。
その時が、神があなたに与えられた
「祈ることができるチャンス」
なのです。
そこから祈りの世界へと踏み出しましょう。
自転車を乗りこなすためには、何度も転び、思うように行かない時期を過ごします。
祈りも、神に祈りが届いている気が全くしない時や、祈るをのやめて挫折する時期も通ります。
しかし、それらすべてが、実は祈りの修練の時であったのです。
恵みの時は、今も後も、ずっと続いているのです。
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祈りの実は神様が結ばせて下さいます。
今日も祈りの一歩を進めて参りましょう。
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