今日のみ言葉【No.3470】(2024年10月 7日)「生活の処方箋(179)『感謝すれども満足せず』」

それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。
(ローマ5:3-4)

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「感謝すれども満足せず」

の姿勢があなたの人生を豊かにします。

お店であれば、お客様に来ていただいて、心一杯感謝する。

しかし、さらに良きものを提供できないかと、決して現状に満足せず、チャレンジする生き方です。

また逆に、自己満足をする人は、やがて、傲慢になり、必ず感謝を忘れ、退廃の道を辿ることになります。

言葉は簡単でも、どんな状況にあっても、すなわち、苦しみや悲しみや人々からの非難、中傷、誤解までも感謝することはなかなか難しいことです。

それらもみな、自分の成長のためと感謝する人が

「満足しない人生を生きている人」

と言えます。

聖書の中に、

「患難、忍耐、錬達、希望」

とあります。

このような人は、身を低くした歩みを決して忘れないので、事に当たって大胆です。

心して歩んでまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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聖書の言葉。

「それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである」
(ローマ5:3-4)

使徒パウロは、試錬や問題があることをむしろ喜ぶと言っています。

その第1の理由は、患難は忍耐を生み出すからです。

試錬や問題は、ただ何もしないでいるといつの間にか過ぎ去ってしまうものではありません。

患難というトンネルの中から出るには、入る時と違う姿にならなければ出られないのです。

問題解決の方法を探し、あれでもない、これでもなかったと効果の上がらない日々が続くと、もういい加減あきらめたくなります。

それでも続けていこうとするところで、忍耐が養われるのです。

ダメな自分が見せつけられ、それでもそのダメな自分でやって行こうと続ける時が、忍耐という財産が積み重ねられる時です。

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その忍耐は、錬達を生み出します。

錬達とは、新改訳聖書では「練られた品性」と訳されています。

耐え忍び、チャレンジを繰り返していると、何事でも熟達していくものです。

すると、その人の内側に、苦労を通してでなければ得られない品性が養われます。

その錬達の域に達すると、先に希望が見えてくるのです。

それは、夜中に苦難という山を登り始め、ハアハアゼイゼイ言いながら、夜明けに山の中腹の展望台に来たようなものです。

麓(ふもと)までサーッと広がる視界の中、ここまで登って来られたのだという実感が、この先の山頂まで到達できるという自信を生み出します。

そして、

「あそこまで必ず行くことができる」

という希望が、さらにあなたを進ませる力となるのです。

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今週も、一歩々々、感謝しながら歩みを続けて参りましょう。

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