今日のみ言葉【No.3123】(2023年 7月 6日)「ベテルでの神との出会い(2)」
時に彼は夢をみた。一つのはしごが地の上に立っていて、その頂は天に達し、神の使たちがそれを上り下りしているのを見た。
(創世記28:12)
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今日の聖書箇所は有名な「ヤコブの梯子(はしご)」のところです。
意気消沈して寝ていたヤコブは夢を見ました。
それは、目の前に天使たちが現れ、地から天に達する梯子を上り下りしている夢です。
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この「はしご」という語ですが、家庭で使う脚立や、大工さんが使う梯子ではなく、新共同訳聖書が
「先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており」
と訳している「階段」の方がわかりやすいと思います。
神とまったく無関係としか感じられなかったヤコブの前に天国への階段が開かれ、一気に神と近づけるようになったのです。
彼は、「おじいちゃんアブラハムの神」や、「お父さんイサクの神」の話は聞いていました。
しかし、いくら家族が神様の話をしても、その神は自分とは縁の無い存在でした。
ところがこの出来事により、自分と個人的関係を結んで下さる「ヤコブの神」が現れたのです。
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あなたにもこのような出会いがあればいいとは思いませんか?
新約聖書で、ナタナエルがこの出会いをしました。
彼はいちじくの木の下にいました。
湿度が低く、乾燥した地中海性気候のイスラエルでは、いちじくの葉陰は本当にひんやりとして涼しく、読書をするには打ってつけの場所なのです。
イエス様はナタナエルを見ずして
「ピリポがあなたを呼ぶ前に、わたしはあなたが、いちじくの木の下にいるのを見た」
(ヨハネ1:48)
と言われ、実際その通りのことを言い当てられたことに驚いたナタナエルは、イエス様をメシアだと考えました。
イエス様はさらなる詳細を彼に伝えます。
「よくよくあなたがたに言っておく。天が開けて、神の御使たちが人の子の上に上り下りするのを、あなたがたは見るであろう」
(ヨハネ1:51)
と言われました。
イエス様はナタナエルが創世記の「ヤコブのはしご」の箇所を読んでいたことまでピタリと当てられたのです。
これは、救い主であるイエス様は、天と地をつなぐ仲介者であることを意味しています。
旧約聖書の「ヤコブのはしご」は、新約聖書ではイエス・キリスト本人であったことがここで明らかにされています。
私たちはイエス・キリストを通して天に通ずる道が開かれているのです。
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「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない」
(ヨハネ14:6)
イエス・キリストを通して、天と行き交う毎日を送って参りましょう。
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