聖地イスラエル報告メール(5)
彼は「その人のことは何も知らない」と言って、激しく誓いはじめた。するとすぐ鶏が鳴いた。ペテロは「鶏が鳴く前に、三度わたしを知らないと言うであろう」と言われたイエスの言葉を思い出し、外に出て激しく泣いた。
(マタイ26:74-75)
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●画像1
鶏鳴教会に行ってきました。
●画像2
ブーゲンビリアが美しく咲いていました。
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●画像3
鶏鳴教会という名前のいわれは次の通りです。
ゲッセマネの園でイエス様が捕らえられ、自分たちにも危害が加えられるのを恐れた弟子たちは先生を捨てて逃げ出しました。
その後ヨハネとペテロは、イエス様が連れて行かれた大祭司カヤパ邸の中庭まで密かにやって来ました。
ペテロはそこで「あなたもあのガリラヤ人イエスと一緒だった」と名もない一人の女に見とがめられるのです。
彼は3度そのことを否定します。
するとその時、鶏が鳴きました。彼はその声に気づきます。
その瞬間、「鶏が鳴く前に、三度わたしを知らないと言うであろう」と自分に向かって語られたイエス様の言葉を思い出し、号泣するのです。
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●画像4
教会の中にむき出しの岩の部分があります。
この岩の上で焚き火をし、この所でペテロはイエス様を「知らない」と言ったという場所です。
その同じ場所に立ってみると、ペテロの弱さは私の弱さでもある、とひしひしと実感しました。
赦される以外、生きていくことのできないのが人間の真の姿なのではないでしょうか。
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明日はそのペテロがイエス様から3度赦しの言葉をいただいた、「復活の主と弟子たちが出会った岸辺」です。
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