今日のみ言葉【No.1457】(2017年 1月24日) 060 「復活のイエスに会った11弟子」(1)

こう話していると、イエスが彼らの中にお立ちになった。〔そして「やすかれ」と言われた。〕彼らは恐れ驚いて、霊を見ているのだと思った。
(ルカ24:36-37)

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アメリカのトランプ大統領の就任演説の全文を読んでみました。

国民の一致団結を呼びかけ、詩篇第133篇1節を引用し、ごくごく常識的な大統領就任演説です。

マスコミ各社にはそれぞれの方針がありますので、ニュースには色付けがしてあります。

一般の報道を参考にしながら、やはり自分の目で見、可能な限りの方法を使って確かめてみることが正確な判断をするためには欠かせません。

イエス・キリストは、復活の事実を確かめるため、そのようにせよと、ご自分から進み出て下さいました。

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エマオに向かっていた二人の弟子は、エルサレムに戻り、十一弟子の下へ来て、彼らが復活のイエス様に会ったことを報告しました。

彼らも

「主は、ほんとうによみがえって、シモンに現れなさった」
(ルカ24:34)

と言っていました。

普通なら、「あ、じゃ、やっぱり、主はよみがえられたのだ!」と喜ぶはずです。

するとそこに申し合わせたように復活のイエス様が現れました。

「こう話していると、イエスが彼らの中にお立ちになった。」
(ルカ24:36)

彼らは喜ぶはずです。

しかし実際はそうなりません。

「彼らは恐れ驚いて、霊を見ているのだと思った。」
(ルカ24:37)

まだ本当に信じてはいなかったのです。

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イエス・キリストはその彼らを叱責するわけではなく、霊ではなく肉体を持っていることを彼らが納得できるように、

「わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしなのだ。さわって見なさい。霊には肉や骨はないが、あなたがたが見るとおり、わたしにはあるのだ」
(ルカ24:38)

と言って、体を触らせます。

弟子たちは今度こそ間違いない、イエス様だ、と喜びますが、それでもまだ信じられないことが聖書に記されています。

「彼らは喜びのあまり、まだ信じられないで不思議に思っていると、」
(ルカ24:41)

そこでイエス様は

「ここに何か食物があるか」
(ルカ24:41)

と尋ねられ、弟子が差し出す焼いた魚の一きれをお食べになりました。

「イエスはそれを取って、みんなの前で食べられた。」
(ルカ24:43)

霊や天使は食物を食べることがありませんから、イエス・キリストは肉体を持って復活されたことが、この段階まで来てようやく弟子たちの中で納得がいったのです。

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イエス様は私たちが理解できるレベルまで降りてきて下さる御方です。

その愛の方に導かれているのだと確信し、今日の一日を歩んで参りましょう。

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