今日のみ言葉【No.928】(2014年10月31日)
新しき歌を主にむかってうたえ。主はくすしきみわざをなされたからである。その右の手と聖なる腕とは、おのれのために勝利を得られた。
(詩篇98:1)
——————
2014年のプロ野球日本シリーズは、ソフトバンクホークスが阪神タイガースを下し、日本一に輝きました。
評論家たちは、今年、他球団以上の大補強をした王貞治氏の働きをクローズアップしています。
王監督時代、日本一に手が届きませんでしたが、監督を退いた後も勝利への執念は枯れていなかったのです。
それは現役選手時代、読売ジャイアンツ9連覇の大黒柱として勝利の時代を経験していることが秘密です。
勝利を知る人は、勝利を求め、勝利を得るまで戦い抜くのです。
-*-*-*-*-*-*-
今日の聖句の
「その右の手と聖なる腕とは、おのれのために勝利を得られた。」
とは、神がイスラエルの民をバビロン補囚から救い出し、故国帰還を果たさせたことを言っています。
これは、民が頑張った末にとうとう帰って来ることが出来た、ということではありません。
神が、
「おのれのために勝利を得られた」
のです。
神はご自身のために戦い、ご自分のために勝利を得られるのです。
私たち人間はその戦いに参加させていただいているに過ぎないことを覚えましょう。
もちろん神は私たちに役割を与えられ、もし人間がそれを怠れば、時に致命的結果になってしまうほどまで任せておられます。
これは驚くべきことです。
ですから、私たちは本当に一生懸命、真剣に人生を生きなければなりません。
しかし、
「自分が頑張って、勝利を我が手で得た!」
と思ってしまったら、それは大きな勘違いであり、いつしか自分が周りの人々の助けで祭り上げられている単なる「お山の大将」であることが見えなくなっている証拠です。
-*-*-*-*-*-*-
そのような「お山の大将」的監督がいるとしたら、チームが勝った時は
「私の采配がズバリ当たりました!」
というインタビューになり、逆に負けた時は、
「○○選手と☓☓選手のあのプレーはいただけませんな!」
というインタビューになります。
うまく行った時は自分のせい、うまく行かなかった時は人のせい。
これではその下で戦う選手の勝利への意欲が上がるはずはありません。
-*-*-*-*-*-*-
うまく行った時は、
「神がおのれのために勝利を得られた」
と神を崇め、神のチームの一員として優勝の喜びに浸ることが良いのです。
これが謙遜ということです。
うまく行かなかった時は、自分のせいにして落ち込むことなく、神のご計画があることを思っていれば良いのです。
そして、
「必ず最善となる」
と信じて、昨日までと同じように今日のチャレンジに移ること。
これが謙遜ということです。
-*-*-*-*-*-*-
神は必ず勝利を得られるお方です。
今日も勝利を確信し、神のチームの一員として謙遜を鍛え磨く一日として参りましょう。
-*-*-*-*-*-*-
●配信停止は下記に空メールを送信して下さい。
del@mikotoba.org
●お申し込みも同様です。
reg@mikotoba.org
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません